読売新聞朝刊で中村吉右衛門が役者半生記を語るとのこと。「時代の証言者」という連載で、水曜日の朝刊です。播磨屋贔屓はどうぞ!!
第一回5月10日の朝刊では、「私は子役の頃から、いつも先輩の後ろを歩いているだけの役者でした。」と語る吉右衛門。その先輩とは、初代、父、兄を指しているわけだけど、三之助ブーム(この前までのではなくて、その父親たちのこと)や猿之助の活躍がうらやましかったという発言は、妙に率 . . . 本文を読む
「中学生はこれを読め」という書店主が選んだ本のリストを見たんだけど、割とおとなし目だなっていうのがわたしの感想。もちろん、読んでない本も結構あるので断定はできないけれど、「中学生ってもっと刺激的なものが好きなんじゃないか?」ってわたしは思うんですよね。
「中学生はこれを読め」 書店主が推薦リスト、全国波及 (朝日新聞) - goo ニュース
で、まあ、わたしの極論をいうと、この際だからガキに迎 . . . 本文を読む
先日サンプロでも議論されていたから、ようやくこの法案の胡散臭さが広まって来たような気がするけど、共謀罪めぐってHP上で日弁連と法務省がバトルを繰り広げているそうだ。ここへきて、ようやく民主主義国家らしくなってきたけど、よもや強行採決なんかしないよね、自民党さん&公明党さん!!
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「共謀罪めぐりHPでバトル 日弁連、法務省説明に対抗」(共同通信)
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あの市川左團次が!再婚するそうだ。お相手は25歳年下というから、息子の男女蔵とあんまり変わらない。う~ん、さすが元気だね、高嶋屋!!
芸能人の結婚 市川左団次 25歳年下女性と再婚 - goo ニュース
左團次といえば、歌舞伎ファンの間では、「口上が毎回面白いひと」として欠かすことのできない存在だけど、役者としても飄逸さに渋みが増してきてホントに大事なひとだなあと思う。
いまや、重要な敵役は . . . 本文を読む
今に始まった話ではないけれど、「ホラー映画撮影中に心霊現象」みたいなガセネタ宣伝って芸がないというか、バカバカしいのひとこと。いまどきこんなものに騙される人も少ないだろうけど、占い師だのなんとかセラピーなんていうのが人気の国だから、いくらかは有効ってことなわけ?
タイのホラー映画「心霊写真」めぐり、トラブル続出 (サンケイスポーツ) - goo ニュース
ヤフームービーで、自社配給作品の提灯記 . . . 本文を読む
まさにこれは何がいいたいのかわからない記事の典型。「NHK番組のネット配信、07年度にも全面解禁」といったって、NHKの番組がなかなか二次使用できないのは、契約段階で一回分の放送しか念頭になかったからだし、課金方式のインターネット配信をするには、現行の著作権法では権利処理などで膨大な費用と手間がかかる。伝える記者がだめなのか、座長・松原何某がわかってないのか?どっちも怪しげなんじゃないかな?
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わたしは新橋演舞場の筋書きで最初に知ったんだけど、市川亀治郎が来年の大河ドラマで武田信玄の役をやるそうだ。なんとなくニンにあってない気もするけど、これでいよいよ全国区ってことか?がんばって欲しいものだけど、歌舞伎への出演は減るのかな? . . . 本文を読む
久々に名著かな、これは。しりあがり寿の『真夜中の弥次さん喜多さん』の装丁でもお馴染み、祖父江慎デザインの「よりみちパンセ」シリーズの一冊。<中学生以上向け>と銘打っているだけあって、すべての漢字にルビが振ってあってわかりやすく書かれているんだけど、内容は重くて極めて重要。米軍基地移転経費問題なんかを考える意味でも、示唆に富んでいるんじゃないかな。
著者の小熊英二といえば、『<民主>と<愛国>―― . . . 本文を読む
先日もチラッと書いた中津川の中二殺人。加害者の高校生には二歳になる子供がいて養護施設に預けられているそうだけど、マスコミが当初いっていた「よくしゃべるいい子」とか「楽しい子」っていうのはいったい何だったんだろう?「マスコミのきれいごと」については、普段わたしがあまり好きではないコメンテイター、大谷昭宏と勝谷誠彦も批判記事を書いていて、ナルホドって感じだ。
・大谷昭宏「学校も報道もきれいごとはやめ . . . 本文を読む
すでに発表になっているように、七月の歌舞伎座は坂東玉三郎監修の泉鏡花特集で、猿之助一門に海老蔵が客演という楽しみな趣向。ところで、どうしても「海神別荘」や「天守物語」、「夜叉ヶ池」に注目が集まるんだろうけど、わたしが気になっているのは「山吹」という作品。じつはこの作品、三島由紀夫と澁澤龍彦が対談で大絶賛している作品なんですよね。
わたしは河出書房から出ている『新文芸読本 泉鏡花』という本で読んだ . . . 本文を読む
4月の朝日ニュースター「TVウワサの眞相」では、ポスト小泉の4人“麻垣康三”の人物評を取り上げていたんだけど、まさに気持ちのいいほどの滅多打ち。特に、メディアがあまり批判しない安倍晋三について、ジャーナリスト魚住昭氏が「嘘つき」と断じたのには正直溜飲が下がりましたね。わたしも魚住氏と同意見!
詳細は再放送を観てもらったほうが早いんだけど、魚住氏が安倍氏を「嘘つき」といっている理由は、朝日の記者が . . . 本文を読む
今日は久々に大掃除をしようと思って、テレビを点けっぱなしにしてたんだけど、死体がたくさん出てきて腐乱しているとか、変なニュースばっかり取り上げられていて、なんだかもうウンザリ!「GWにテレビを点けてる人なんて暇人」といわんばかりのどうでもいい話題ばっかりだし、思わずテレビを消しました。そんなわけで、今は亡きナンシー関にかわって、ちょっとだけ旬な(?)話題を滅多切り!
①殺人、殺人未遂 平塚・5遺 . . . 本文を読む
久々のクラシック・ネタ。今年はモーツァルト生誕250年なんだそうで、モーツァルト関連のCDが売れてるみたいなんだけど、わたしは正直言ってそんなにモーツァルトは聴かない性質。(ごめんなさい、パパゲーノさん。) もっとも、クラシック・リスナー歴はこのブログの長さと同じくらいなんで、偉そうなことは言えないけれど、どっちかっていうとベートーヴェンの方が好きな曲は多いし、今年生誕100年のショスタコーヴィチ . . . 本文を読む
今日は憲法記念日だけど、憲法については敢えておくとして、いまいちマスコミでも盛り上がっていない国民投票法案についてひとこと。この法案は憲法改正に伴う国民投票についての実施規定なんだけど、メディア規制条項に加え、罰則規定まであるトンデモ法案になっている。これはおそらく各地で広がる住民投票の結果などを踏まえた、自民党の有権者対策なんだろうけど、今のところ日弁連、民放連、新聞協会などが反対を表明。この件 . . . 本文を読む
銀座にラーメンを出すカフェがあるという話を聞いて、話のタネに行ってみました。「え~、カフェのラーメン?」なんて思う向きもあるでしょうけど、侮るなかれ!あのラーメン王・石神秀幸氏も絶賛の味なんだとか。場所は歌舞伎座の横の昭和通り、歌舞伎好きにはお馴染みの奥村書店の横をひたすらまっすぐ行って、ちょうど郵便局の真向かいくらいのあたりです。
一見、「ホントにラーメン出してるの?」って感じのオープンカフェ . . . 本文を読む