チャンスはピンチと自戒の念で、好事は魔おおしと自らを戒めなければならない。また不遇にあってもピンチはチャンスと、気分を変えれば見えてくるものがある。
民主党菅直人は多数を傲って、小沢一郎を粛正しようとしている(※1) 。民主主義政治は、数が決め手である。身内の民主党の大物を排除すれば、民主党政権の多数派与党の母屋が瓦解する。自党の民主も割れるが自民党も割って、政界再編を狙ったのだろうが、菅直人には、このような大技を成し遂げるだけの、政治力はない。それに自民党は、割れるところは、既に割れてしまっている。みんなの党が菅直人内閣に協力するメリットも無い。
小沢一郎は衆院政治倫理審査会に結局出席しない。これで自民党の思惑通り、証人喚問
や辞職へ追い込む、道筋がリアリティを増してくる。悪者・汚沢にスポットライトを浴びせても、菅首相の人気が保ちなおす事はない。小沢一郎の政治資金で、個人の蓄財の悪事は、すでに司法の場に移ってしまっている。その点で自民党の追求も、『何をいつまでもやっているんだい』との見方も司法のスジ論を言えばいえる。ところが政治は理屈ではない。おして 押して、押しまくれ。無免許運転の缶カラ菅が、自民党の剣幕におののいて、脱輪してしまった。どぶに落ちたタイヤは捨ててしまえ。車輪がみっつもあれば、車は走れる。これが無免許運転の、浅はかさ。
菅政権が離党勧告を出しても、おそらく小沢一郎は、したたかで 辞めることはないだろう。彼が党を割っても、とどまっても、このようなテイタラクでは、予算審議は進まない。自民党の最大の目的は、民主党主導の予算関連法案成立を、ストップさせること。多くの国民もこれを支持するだろう。
民主党が今のままでは、良くなることは何もない。マニフェストに書いたことは何も出来ない、予算も現実には作れない。では、やることは、ひとつだけ。菅内閣を総辞職させることが、民主議員が次の国政選挙で生き残る、唯一の道である。
でもネエ、 民主にそのような骨のある議員なんか いないよと思う方
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ここから先は、なんとなく付録です。 過去記事などの ご紹介
田舎に住む小生の感覚からすれば、車をもてない現在の給与実態を問題にすべき。今から30年前の小生の給与は年収で400万ほどだった。特別高いと言うことはなく、低くもなくふつうの給与であったと記憶している。年齢は、20台後半。現在の若年層や低所得者の給与が異常に低く貶められたために種々の困難が生じている。都会生活も永かったので東京などの交通事情もそれなりに評価しているが、植草氏の事件が捏造できる、混雑した通勤事情はこれも異常である。郊外でバスなどの公共?交通機関が衰退したのは、人を家畜並みにしか扱わない劣化したサービス精神のなせる技。故に人々はひとクラス上の自家用車移動に切り替えたわけである。
田舎でもバスなどによる交通の云々というお話しを聞けば、失礼ながらアナクロニズムにしか思えない。バスや電車などの移動と比較すれば遙かに快適で、自由度も比較にならない自家用車移動を切り捨てるという論旨は横暴な専政暴君の言にも似ている。現在の日本国における低賃金の惨禍は、様々な困難を惹起しており是を解決せずんば、何事も前には進まぬ。給与が安ければ生活も精神も貧しくなる。今回の選挙の各政党の政策を観ても、如何に庶民を愚弄して世界金融資本の隠然たる支配を維持し続けんかの意図が透けて見えて、不快この上ない。産業から金融資本を引き上げる、カイカク金融政策の転換が進めば問題は解決するが、それを明示する政党はない。すべて世界金融の謀みに眼をふさげば日本は闇のままである。冷戦構造の終決で世界金融(政治的レッテルは自由経済だが実態は金融寡占による市場統制と世界的低賃金)の一人勝ちが金融資本の暴挙を許している。
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