だから何なのよ

飛び込みの営業マンがやって来た。
企業名は名乗ったが、名刺も無ければパンフレットも無いようだ。
どうやらＤ生命のお方らしいが、保険はめいっぱい加入済みなので結構です！と
言ったにも拘らず、何で～どうして～の一点張りで、そこから動こうともしない。
わたしゃ決算前で、死に物狂いで帳簿の整理に余念が無いというのに・・・ったく。
『保険はもういらない！』　『大切なことですから～』その繰り返しが暫く続く。
「生命保険に、車両保険に、年金保険。従業員さんの福利厚生としてひとつ」
入っているからいらんとよ。余計なものはいりません！
なんともニヤニヤとした、空気の読めない営業マンにひと言！言ってやった。
「その大切な保険に加入したい人の所へ、どうぞ行っておあげなさいな。家は
全く興味ありませんから～おあいにく様。はい、さよなら」
それでも「いいんですか？」と、しつこいこと。
頼んでも無いのに、突然やって来てネチネチと営業妨害も甚だしい。
礼節をわきまえない、無礼の塊にしか見えなかった。
たかが事務員と、みくびらないで頂戴な。　　きっぱりおばさん強し