ご機嫌いかが?

今日一日どんなあなたでいましたか

梅雨があけました

2008-07-06 23:04:41 | Weblog

久し振りに実家へGo- 
母さんが、首を長~くして待っているに違いない
ひとりコンサート  今日は【中村美津子メドレ~】
朝っぱらから名調子でございます  ご機嫌だよ-

日帰り一人旅がゆえに、誰にも邪魔されず気ままなドライブ
R10号の途中左折して、小高い丘の上に向かう





ここからの景色は、晴れていれば最高なオーシャンビュー
なのだけど、今日は雲が垂れ込めているためか、海と空の
区別がつかないようだ。それでも折角だから、刈ったばかりの
芝生の上を下って行った

日向灘(太平洋)の海が一望できる場所~青い海じゃなくても
良いじゃないのよ!
ひとりでトコトコと、ただ写真を撮るだけに歩いている私って不審者?
いいの~いいの ここは私のふるさとだもの、大目に見て



ここはワイナリーであります
今は仕込み前だからか、ひっそりとしています
レストランと売店ががあるけれど、中には入らず景色だけを
堪能した(恐縮です)


実家に着くと、母の首は長―くなってはいなかったが、案の定
待っていてくれていた
家族の者たちは、それぞれに用事で出掛けていたから
淋しかったのだろう
「お昼前に墓参りを済ませようかね」
大慌てで準備をして、再び車に飛び乗った  



実家のお墓からも海が見える 
遠くに、美々津の灯台がはっきりと見えている


もう少し海岸に近い場所に行って見ようか~
これから起こる事など、考えもしないで母と娘は坂を下った



日豊本線が南北に伸びるのと平行して、まるで高速道路?
と、錯覚してしまいそうな鉄道高架がわかるだろうか?
ここにはかつて【リニアモーターカー】の走行実験が
行われていた場所である
その名残がこれ~負の遺産であることは間違いない・・・
今はまた何かの用途で使われているのだろうか? 
今度調べてみよう

海岸まで行こうとして断念! もう帰ろうかね
ここで右折~なぜか右折を選んだ 道はどこまでも続くと信じて
そう~信じ込んでただひたすら進んで・・・進んだところでキャー
「ねぇ-、この先道があるの?」
「ずっと続いていて抜けられるはず」
「母よ~道は途絶えた、行き止まりにござ候」
「ヒャ- 昔はあったのに、何で無くなった?」

こうなりゃUターンしかないが、道が狭い分空き地も無い
           
この私の腕で、バック走行が可能だろうか? 不安が身体中を駆け巡る
母は母で、無口になる・・・

すると後方に軽トラが一台現れた、、、救助隊か?
この先行き止まりなのです 私が見えませんか?
見えているのは確かだが、ちょいと向こうの田んぼで農薬散布が始まった

哀れな私は、何度も切り返しながらバック走行に挑戦開始!
母はいったん車を降り、軽トラの方に歩き出した(そんなに心配かい?)

見てなさいよ~絶対に脱出してやるんだから 
バックモニターを見ながら、何とかかんとか脱出を果たす

軽トラの農薬散布隊は、実家のほんの近所のK兄さん親子だった
「誰かと思ったがね~良かったね」
「この世の果てかと思ってしまったよ~脱出成功だわ」

あ~ぁ無事で喜び、ドジで恥ずかしい私でありました
「帰れるものかと肝を冷やしたけど、無事で良かったぁ-!」

すっかりくたびれ果てた母は、笑っていた
二人で坂道を登りながら、腹の底から笑った
もしかして~遭難するところだったなんて~笑うしかないよね 

 
                ハハハ~     
    
  母さん~心配させてごめんねぇ 長生きしておくれよ-

実家から都城へ
ひとりコンサート帰りは【中島みゆきメドレー】にバトンタッチ

空と海との間には~今日も冷たい雨が降る
君が笑ってくれるなら~僕は悪にでもなる~ 

        あらら...ソウナンデスカ


追伸掲載画像が暗いのは、このときの私の気持ちの表れでありましょうか?
   どうかお見逃しを~~~