ちょいと聞いとくれ~
朗読=お喋りライオン
小春日和のこんな日は、身体の機嫌がすこぶる良くて
気分も上々~ 柔軟度もバッチリにございます
その実、朝から電話注文や、来店のお客さんの対応に追われ
バタバタしていました “毎度おおきに~”

それは、夕べのことじゃった
時刻は既に真夜中…
時計の針は、間もなく午前0時を
指そうかとしておった 紛れもなく真夜中です

相変わらず、夜間徘徊ゴキブリ主婦の宵っ張りpukupukuは
ヒョイとストーブの給油缶を持ち上げてみた

「ありゃま~空っぽだわ 明日の朝寒いかもね~」
こうなりゃ今夜の内に、しっかり補充しておくしかないでしょう

車庫のストックは底をついていた 困ったな…
事務所まで行って来るしかない
誰に頼ることでもないし、給油缶と事務所の鍵を持ち
台所の勝手口から外に出た
思ったより寒くはなかった
明るい月が、暗闇を照らしてくれていて嬉しい

工場の明かり取りの窓には、自宅の階段室の灯りが写る
「まさかねー まさか閉め出しなんてなかろう?」
鼻歌なんぞ歌いながら、事務所にてコソコソと給油完了!
事務所の鍵を閉め、我が家を見て考えた
はて?

階段室の電気が消えている
さっきまで点いたのに…
これはもしかしたら、もしかするぞー
在庫置き場の真ん中を、自宅目指して歩いた そして~
月夜に浮かび上がった、我が家を見上げて驚いた
【【【
】】】真っ暗闇じゃござんせんかぁ~~~

すべての窓の灯りが、消えて… く、暗い…
はっきり言うと、完全に消されておりました
「閉め出されたぁー」 この私の存在を忘れているよ
ふふふ…でも大丈夫
鍵の束には、自宅の鍵もあるもんね
真っ暗闇の勝手口のノブを開けた、、、開いた、、、無用心!

家に入ると、消された電気を点けてひと言
「誰じゃ消したのは!」 言ったところで返事は無い
朝になり、追い出し屋さんに問うてみた
「夕べ、最後に電気を消して寝た人は誰?」 相手は姫・・・

電気は消したが、戸締りと母の点呼までは出来て無かった
そう告げると、腹を抱えて姫は笑った 「ごっめーん」と!

冬の夜の~月夜の晩の、閉め出され未遂事件は無事解決!
あほらしいけど ~ めでたし めでたし ~


気分も上々~ 柔軟度もバッチリにございます
その実、朝から電話注文や、来店のお客さんの対応に追われ
バタバタしていました “毎度おおきに~”


時刻は既に真夜中…

指そうかとしておった 紛れもなく真夜中です

相変わらず、夜間徘徊ゴキブリ主婦の宵っ張りpukupukuは
ヒョイとストーブの給油缶を持ち上げてみた


こうなりゃ今夜の内に、しっかり補充しておくしかないでしょう

車庫のストックは底をついていた 困ったな…

事務所まで行って来るしかない
誰に頼ることでもないし、給油缶と事務所の鍵を持ち
台所の勝手口から外に出た

明るい月が、暗闇を照らしてくれていて嬉しい

工場の明かり取りの窓には、自宅の階段室の灯りが写る
「まさかねー まさか閉め出しなんてなかろう?」
鼻歌なんぞ歌いながら、事務所にてコソコソと給油完了!
事務所の鍵を閉め、我が家を見て考えた


階段室の電気が消えている

これはもしかしたら、もしかするぞー
在庫置き場の真ん中を、自宅目指して歩いた そして~
月夜に浮かび上がった、我が家を見上げて驚いた
【【【


すべての窓の灯りが、消えて… く、暗い…
はっきり言うと、完全に消されておりました

ふふふ…でも大丈夫


真っ暗闇の勝手口のノブを開けた、、、開いた、、、無用心!

家に入ると、消された電気を点けてひと言
「誰じゃ消したのは!」 言ったところで返事は無い
朝になり、追い出し屋さんに問うてみた
「夕べ、最後に電気を消して寝た人は誰?」 相手は姫・・・

電気は消したが、戸締りと母の点呼までは出来て無かった
そう告げると、腹を抱えて姫は笑った 「ごっめーん」と!

冬の夜の~月夜の晩の、閉め出され未遂事件は無事解決!
あほらしいけど ~ めでたし めでたし ~
