山と食欲と私 4〜7巻
漫画、信濃川日出雄
本人曰く、山ガールではなく
『単独登山女子』の鮎美ちゃんの
登山と登山飯の漫画。
前は1人で登ることにこだわっているよう
でしたが、誘われれば他の人とも登るように
なってきた鮎美ちゃん。
いや、周りが鮎美ちゃんのペースに合わせて
しょっちゅうは誘わないようになったのかも
しれない。
そういうルーティーンみたいなのが
出来上がった感じがする。
瀧さんは瀧本さんと結婚
して、7巻で旦那さんの希望で
仕事も辞めて長野への移住を決断します。
(登山の為という登山好き夫婦)
そんな瀧さんの影響もあって
小松原さんが登山好きとの恋愛結婚を目指して
鮎美を巻き込みまくってます。
小松原さん、良い人なんだけどねぇ。
小松原さんはガツガツしすぎて逃げられてる
感じですが、
鮎美はガツガツしなさすぎて逃してる感じが
します。
あと、母親とも登山したり
登山中に出会った人(女性)と会う約束したり
楽しんでいるようです。
登山飯は美味しいものばかりかと思いきや
たまにズボラなことして美味しくなかったり
するのが鮎美らしいというか
レシピ漫画では珍しい。
途中まで、
えっそんな組み合わせ美味しいんだ!と
驚きながら読んでたら美味しくないオチって
ビックリですよ。
気が抜けないわ。
1月2日に登山をして、
お正月だからと餅を焼いて
ゆで小豆缶を入れて水を入れてと
これだけなら
お正月に山で善哉とは粋だねぇなんですが、
何故かウインナーも一緒に焼いて
キャンディーチーズも加えます。
そして『合わない』『混ざらない』と。
でも『合ってないけど たぶん美味しい』
らしいです。
ベーコンにメープルシロップの組み合わせに
似ているそうです。
最終的には『これは新しい美味しさの発見』
ということで落ち着きます。
果たして、本当に美味しいのか!?
試したくないなぁ。
クリームチーズなら美味しそうかなと
思うけど。
悪くはないと思うんだけど。
そんなツッコミを入れたりしながら
面白おかしく楽しく読んでます。