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本好きの下剋上 原作 第二部 神殿の巫女見習い 全4巻 ネタバレ感想

2022年12月22日 22時31分00秒 | 漫画と本とアニメとドラマとCD
本好きの下剋上 第二部 神殿の巫女見習い 全4巻
    作者、香月美夜
    イラスト、椎名優
漫画の続きが気になって、
原作に手を出しました。

やっぱりハマった。

第一部の原作は漫画の方が読みやすいなと
感じていましたが、
第二部になって登場人物やら設定が
キチッと頭に入ったら、
細かい描写までされてて
マインの心の声も豊富な原作の方が
読み応えがあるなと感じるようになりました。

漫画だと、
ここハショるんだとか思ってしまう感じ、
あぁ原作読んでるなって気持ちになります。


さて第二部は
神殿の巫女見習いになったマインですが、
マインや家族の危険を思うと
早く貴族の養女になった方がいいんじゃと
ハラハラしながらも、
養女になったら
家族と離れなければいけないので
先延ばしにしたい気持ちもわからんでもない。

冷たいようで、しっかりマインを守ってくれる
神官長のフェルディナンド、
マインのことをよく見てくれてる
筆頭側仕えのフランなど新キャラ満載。

第一部から引き続きの
幼馴染ルッツやギルベルタ商会も
マインをバックアップしてくれてます。

本作りの方は順調で、
絵本作りまで出来るようになりました。

識字率を上げるためにカルタを作ったり
奮闘しています。

しかし、マインをよく思わない神殿長が
暗躍しまくりまして、
第二部のラストではマインを
誘拐して売り飛ばそうとして失敗。

身分によって神殿長が罰せられるのか
マインと家族が罰せられるのかの2択を迫られ
領主の養女となることを決めました。

貴族の中でも領地のトップ、領主の養女という
かなり大変なことになってしまったマイン。

第三部 “領主の養女” に続きます。


第二部のオマケでフランの裏設定というか
過去がわかって、かなりビックリしました。

そして、神官長の側仕えアルノーが
フランを蹴落とそうと色々と画策していたと
いうことも。

そしてアルノーの結末にもビックリ。

これをマインが知ることはないのかな。
知ってフランを労って欲しいような、
フランが知られたくないんだから
知らないままでいて欲しいような
複雑な気持ちになりました。

最後の最後に
フランをすごく
応援したくなってしまいました。

マインの側仕えたちマジ有能。

第三部も読んでます。




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