作りたい女と食べたい女 3巻
漫画、ゆざきさかおみ
隣の隣に住んでいる
作るのが好きな野本さんと
食べるのが好きな春日さんのお話。
がっつりとレシピがあるわけではないですが
食べ物漫画であり、
それ以上にマイノリティ漫画の3巻。
今回は
野本さんのSNS友達の矢子さんと
隣(間ともいう)住人の南雲さん登場。
矢子さんはビアンでアセク、
南雲さんは食べられない人です。
矢子さんは野本さんの協力なサポーターに
なってくれそうです。
色んなマイノリティの説明係もしてくれます。
南雲さんの食べられない人というのは
そういう人もいるのかとビックリしました。
ご家族からの“食べなさい”のプレッシャーから
周囲からの“食べないのか?”発言に
敏感に反応してしまってますが、
別に食べ物そのものへの嫌悪感があるわけでは
ないようです。
単純に食べれない。
少食とも少し違うのかな、
それの極端なのみたいな感覚だと
ダメなのかな。
マイノリティ問題はデリケートすぎて
どう感じて欲しいのかとかも
人それぞれ違うのだろうと思うと
もう混乱しかない。
でも、4人は気が合ったようで
仲良くなったみたいで
楽しそうにしてて良かった。
そして今まではあまり感情の揺れがなかった
春日さんが、色々と感じたり
行動したりしております。
頑張れ春日さん!
面白く読みつつも考えることいっぱいの
漫画です。