天堂家物語 1〜9巻
漫画、斎藤けん
天堂雅人に嫁いできた鳳城蘭は偽物だった。
生きては出られぬと噂の陰謀渦巻く天堂家で
偽物の蘭は“らん”として下働きをすることに。
というようなお話。
“らん”は雅人が付けた名前で、
本当の名前はありません。
拾われ子だった“らん”は、
広い育ててくれた人を“じっちゃん”と呼び
じっちゃんに“チビ”と言われて
護身術だよとかなりの身体能力を持つ
猿のような女の子。
じっちゃんと2人暮らしだったため、
色んな常識が欠落しており、
女性の体のことや男女のことについては
知識ゼロみたいな感じ。
亡くなったじっちゃんに会いたくて、
早く死にたいけれど、
自殺はじっちゃんに怒られるから
誰かを助けて死にたいと思ってるところに
嫁に行きたくなくて逃げ出した鳳城蘭と出会い
入れ替わって助けた。
(つもりになってたが、鳳城蘭はその後 賊に
会い酷い目にあい、賊長の女になることで
生き延びて身籠もるという運命を辿る)
らんちゃんは良い子だけど
ちょっとズレてます。
雅人さんは暴君で怒ってばっかりだけど
本当は優しいので、
らんちゃんに振り回されてて
お馬鹿ならんちゃんが計画を失敗しまくるので
可哀想に思えてきました。
お互い勘違いして
両思いに気付いてないパターンです。
周りは気づいてるけど、
2人とも頑固なので言っても聞かない感じ。
しかも、
雅人さんは らんちゃんがやらかす度に、
体をどうこうされたんだと勘違いしてて、
らんちゃんはそういう意味で聞かれてると
わかってないから“色々された”とか
誤解されることを言うから
読んでて ありゃりゃ〜となります。
そろそろそこら辺の誤解は
解けてほしいもんだ。
というわけで以下続刊。