准教授・高槻彰良の推察 1〜4巻
漫画、相尾灯自
原作、澤村御影
キャラクター原案、鈴木次郎
ドラマ化されてました。
ドラマでは高槻先生が主役ですが、
主人公はバイト助手の大学生の深町くん。
深町くんは10歳の時に不思議な体験をして
それ以来人の嘘を聞き分けることができて
トラブルがあり人と距離を置いて孤独に。
そんな深町くんが大学で出会ったのは
民俗学の准教授、高槻先生。
高槻先生はイケメンで完全記憶力が持ち
不思議な体験話を集めてて
常識外れなとこがある。
深町くんを気に入った高槻先生は、
怪異収集を一緒に調査するバイトとして
連れ回して、嘘を見破る能力で手伝ってもらい
不思議体験の真相を探り当てる
というお話。
高槻先生は真実を暴きたいわけではなく、
本当に不思議な話を探してるのに
毎度残念な結果になるという感じ。
不思議話の裏に潜む人間の本質みたいな感じ
だけど、それなりに解決するので
重さは半減してくれてます。
こういうストーリーなので
不思議話を疑ってかかって読むからか、
依頼の段階で何となく真相の予想は
出来てしまいます。
いないはずの隣人は誰かの仕業だろうし、
針も勝手に出てきたわけではないし、
幽霊は誰かが演じてるんだろうし、
事故で1人だけ生き残ったのは
1人だけ乗ってなかったんだろうなと。
そこまでは分かるとして、
それを証明して
どう落とし所を見つけるのかというのが
見所なんだと思ってます。
そんな高槻先生も不思議体験をした人
なんですが、背中の傷などの
事実は残ってるのに記憶がなく
その記憶を見つけるために
不思議な話を集めてます。
深町くんと高槻先生は
自身の不思議体験の真相に辿り着けるのか、
本当に不思議な体験なのか、
気になります。