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BEASTARS 12〜22巻(全22巻) 漫画 ネタバレ感想

2023年12月21日 21時31分00秒 | 漫画と本とアニメとドラマとCD
BEASTARS 12〜22巻
漫画、板垣巴留
肉食獣と草食獣が共存する世界の話。

食殺をしたリズとの決闘後、
リズと一緒に捕まってしまうレゴシだが、
一緒にいたルイやピナの証言のおかげで
逮捕はされなかったが、
「食肉前科獣」という記録が残ってしまう。

肉食草食共学の大学への進学や会社への就職が
不利というかほぼ駄目になる上、
《草食獣との異種族婚禁止》という
ハルとの結婚を本気で考えてるレゴシにとって
致命的な記録が残ることに。

リズとの決闘で
同意であってもルイの左足を食べたりしたため
レゴシは学校を辞める。

レゴシの祖父コモドオオトカゲのゴーシャは、
退学のことを知りレゴシを訪ねる。

毒があるゴーシャは差別されやすく
理不尽に思っていたレゴシは爆発、
店内では大人しく受け流してたゴーシャだが
裏路地でレゴシにも危害を加えようとしている
となると、相手を一瞬でボコボコに。

レゴシは、これが本当の姿だなと思う。

一人暮らしをし、
うどん屋でバイトするレゴシは、
海洋生物への出前で
初めての海洋生物への対応に言葉が通じず
四苦八苦してるところを、
ゴマフアザラシのサグワンに助けられる。

彼は同じアパートに住んでいた。

海では、
転生の思想から死を恐れないことを知る。


現ビースターのウマのヤフヤは、
レゴシの書類を見て
かつてのパートナー ゴーシャを訪ねる。

2人でビースターズになろうと約束してたのに
ハイイロオオカミと恋に落ち約束を反故して
家庭を守ることを選んだゴーシャのことを
恨んでいた。

ゴーシャにいなされて落ち着くヤフヤだが
レゴシに興味を示す。

ヤフヤからリズとの件でのお礼品と
招待状が届き出向くレゴシ。

ヤフヤは草食獣だが、そのチカラの源は
悪獣を肥料にしたニンジンを食べてるから
だと知ったレゴシは衝撃を受ける。

そんなヤフヤからの攻撃を辛くも逃れたが、
草食獣と肉食獣の在り方で
また悩みを深くするレゴシ。

ヤフヤは、象牙の密売を調査していて
ヒョウとガゼルのハーフ メロンと出会う。

メロンを捕まえるのに、
レゴシを巻き込むことを思いつく。

ハルとの結婚を考えるレゴシに、
メロンが「肉食と草食のハーフ」であることと
「前科の揉み消し」を持ちかけ協力させる。

メロンを捕縛できたヤフヤとレゴシだが、
ヤフヤが応援要請のために席を離れた隙に
レゴシを騙して逃げるメロン。

ハーフの話を聞きたくて
一緒に逃げるレゴシだが撃たれて重傷を負う。

生死の狭間にいるレゴシの前に
自殺した母レアノが現れる。

彼女はコモドオオトカゲとハイイロオオカミの
ハーフだったが、見た目はハイイロオオカミ
だったため、ハイイロオオカミらしく
明るく可愛く振る舞い美しかったが、
成長してウロコが現れてきて
慌ててハイイロオオカミのオスと子供を作り
レゴシを産む。

見た目はハイイロオオカミだが、
顔の雰囲気がゴーシャに似てるレゴシ、
どんどんウロコが増えていくレアノ。

引きこもりになり、祖父に子育てを任せるが
レゴシが12歳になってもコモドオオトカゲの
特徴が現れないことに安心し自殺する。

メロンはハーフ特有の味覚障害があり、
何を食べても砂の味がする。
そして、殺戮衝動と食殺される恐れの
両方持つメロンは、どんどん凶悪になり
シシ組のボスになっていた。

しかしシシ組メンバーは反旗を翻す機会を
うかがっており、
嫌々ながらもレゴシと協力することに。

当然、間を取り持つ羽目になるルイ。

なんやかやあって、
裏市の縄張り争いをする“愛肉の日”に
メロンと直接対決することが決まるレゴシ。

ルイは養父オグマを事故で亡くし
会社を継ぐことになる。

お互いにそれぞれの場所で一緒に戦うことを
決めるレゴシとルイ。

レゴシは裏市での戦いを勝ち抜き
ルイは社長就任の生中継で裏市の現状を叫ぶ。

決着の時、メロンを殺したくないレゴシに
メロンは自分に銃口を向け発泡。

まだ死んでいないからと
メロンを運ぶ役を買ってでるヤフヤ。
(死ぬだろうと思ってるがレゴシのために)

最後まで悪のメロンはヤフヤに噛み付く。

このレゴシとルイの活躍により
裏市はなくなることに。


結局、メロンは生きて獄中に入るが
何故か熱狂的なファンからの手紙がたくさん
届くような存在に。

ヤフヤも生きてて、ビースターは引退するが
自警団をやって相変わらず悪を懲らしめてる。

ルイは同じアカシカの婚約者との政略結婚をし
会社を軌道にのせる。

政略結婚とはいえ
彼女に愛情を持って接するルイに
彼女もルイを想うようになる。
(ジュノ失恋)

レゴシは前科もなくなり
ハルにプロポーズしようとするが、
レゴシに振り回されたくないと
逆プロポーズとその後に離婚して
ずっとレゴシに追いかけさせてやると
息巻くハルに、あぁハルちゃんだなと
「あなたと一生異種族交流したい」と返事して
それプロポーズじゃん、私の役割を取るなと
怒りながらレゴシに抱きつき
レゴシがハルに身長を合わせてようと
かがもうとしたら 
そのままでいいと よじ登る。

巡回中のお巡りさんに勘違いされ
離れるよう言われるが、
ハルは「付き合ってるんで」と笑顔で答える。


めでたしめでたしです。

レゴシとハルは
肉食と草食の異種族交流を選びました。

作中で異種族ハーフの子で幸せな獣が
出てきてないのが少し気になるけど
まぁ2匹なら何とかなるでしょう。

というか、ルイが何とかしてくれそう。
カリスマなのに巻き込まれ体質のルイ。
今後も苦労することは
あとがきで作者さんのお墨付きですしね。


この世界での別の動物たちの
スピンオフ的な漫画も出てるようです。




内容かなり端折りましたが、
この5倍ぐらい語りたいぐらい
テーマが重いのに重くなりすぎない
絶妙なバランスで読みやすく
ドキドキワクワクで面白かったです。

読み切った!という満足感と充足感と
ちょっと疲労感。

あぁ楽しかった。


この作者さんが現在連載中の
「SANDA」という漫画も読んでます。
こちらはテーマが子供と大人で
これまた重いのに重すぎず
笑ってしまったりドキドキワクワク
面白いです。




          



       







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