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応天の門 11〜16巻

2023年03月28日 22時32分00秒 | 漫画と本とアニメとドラマとCD
応天の門 11〜16巻
漫画、灰原薬
まだ文書生の菅原道真が本で得た知識とかで
密かに難問を解決していくうちに、
在原業平に頼られだけでなく
藤原高子にも頼られ、
伴善男や藤原基経にも目をつけられ
政治のドロドロに巻き込まれていく
というお話。

基本は道真が知識と知恵で
降り掛かる厄介ごとを解決していく
謎解き探偵みたいな短編なんですが、
そこに大きな歴史の流れというか
政治のドロドロが絡まってきます。

それは道真が自分の中の正義を曲げなかったり
ちょっとプライドが高かったり
突っぱねようとしても結局は強力してしまう
情に弱かったり世間知らずだったりするせいで
目立たないようにと言いながら
目立ってるせいだったりします。

父上や師匠が一生懸命に隠してくれてることに
気づいてないようでもどかしい。

11巻辺りから本格的に道真を
ドロドロに巻き込もうという意図をもって
仕組まれた罠に絡まられていくのを
いかに切り抜けるかという話が増えてきます。

業平もかなり危ない橋を渡らされがちになり
道眞は今まで以上に距離を取ろうとしてます。

このまま道真業平コンビは
離れていっちゃうのかな。


大きな時代の流れは史実に基づくとはいえ、
どうなるのかドキドキです。



           
          





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