Unnamed Memory 1〜4巻
(アンネームドメモリー)
王道ファンタジー漫画。
原作、越水ナオキ
漫画、古宮九時
キャラクターデザイン、chibi
王道ファンタジー漫画。
転生も召喚も時間巻き戻しも無し!
いやぁスッキリ。
大陸に5人しかいない「魔女」。
五番目の魔女の長い長い無名の御伽噺。
ちょっと略してますが、
そういうような説明から始まるお話。
その直後に5人の魔女は
「閉ざされた森の魔女」
「水の魔女」
「呼ばれぬ魔女」
「沈黙の魔女」
「青き月の魔女」
と呼ばれて畏怖されてることが書いてます。
その中で最も強大な力を持つのが
「青き月の魔女」
青い塔の最上階にいて、
その塔の中の試練を越えて登って来た者は
望みを叶えてもらえると言われてます。
数多の挑戦者が帰ってこなくて
挑戦する者は次第にいなくなった。
その塔に挑戦するのが、
ファルカス王家王太子オスカーと従者ラザル。
圧倒的に強いオスカーは
ラザルというお荷物状態の従者を連れながら
どんどん登っていく。
途中ラザルは脱落するもオスカーは到達。
「青き月の魔女」は何百年も生きてるのに
ティナーシャと名乗る少女で驚く。
(会話でオスカーは前に塔を登ったレギウスの
曾孫だったことがわかる。)
オスカーは「沈黙の魔女」の呪いが
かかってることを話す。
15年前、5歳のオスカーは何故か
“子をなすことが出来ない呪い”をかけられ
あの手この手を尽くすが無理で、
塔を登ってきたのだ。
ティナーシャは、
これは“呪い”ではなく“祝福”“守護”なので
あっさり『解けない』という。
母体が耐えられないほどの守護力を
“祝福”として胎児に与えるという
“祝福”のチカラを逆手に取った呪いで
しかも二十くらい絡み合ってかけてあり
軽減は出来ても完全に解呪は出来ない。
しかし抜け道はあると。
“魔法耐性が強く守護に耐えられる女性”
をみつければ良いという。
それに対してオスカーは
「ティナーシャはお前は耐えられるのか」
の問いに
「余裕で耐えられる」と答えるティナーシャ。
「じゃあ、望みは俺の妻になること」
そういえば、
呪いをかけられる説明はしてたけど、
“望み”としては話してなかったな。
上手いなオスカー。
それはダメというティナーシャの理由を
切って捨てていくオスカー。
ティナーシャが記憶を弄って放り出すと言うと
オスカーは魔法抵抗を持つアカーシアの剣を
取り出して牽制し話し合い続行。
結局、落とし所として
「オスカーが契約者となり1年間守護者をする」
というもの。
ティナーシャは1年間オスカーを守護しながら
呪い(祝福)を解析し少しでも改善するつもり
でいますが、
オスカーは1年間でティナーシャを口説き
妻にする気だと宣言。
そんな魔女と王太子の2人に降り掛かる
色々な問題を力を合わせて解決していきます。
隙あらば口説くオスカーと
断固拒否なティナーシャが
キャンキャンと楽しそうです。
「閉ざされた森の魔女」ルクレツィアは
悪戯心(あるいはお節介)で
オスカーは夢の中で
恋人との交合で生気を奪われるという呪いを
かけます。
本人は気づいてなかったけど
ティナーシャは気づいて急いで解呪。
夢の中でのオスカーの恋人はティナーシャ。
そんな夢の中のオスカーに
ティナーシャの首を絞め折って殺させるという
なんとも後味の悪い解呪をさせます。
怒るオスカー。
ルクレツィアに
苦情を言いにいくティナーシャ。
ルクレツィアはもっと色気のある解呪を期待
していたのにとあっけらかん。
誰がそんなことするか!と怒るティナーシャ。
でもオスカーには謝って仲直り。
これはこれで雨降って地固まる的な感じで
ティナーシャを友人として想ってる
ルクレツィアは喜んでそう。
次はクスクルから使者が来て
ティナーシャに来て欲しいといってきますが
追い払います。
何やらキナくさくなってきました。
というところで以下次巻。
今、出てきてる魔女は3人なので
4人目の魔女が登場するのかな。
オスカー頑張れ!