乙嫁語り 15巻 新刊
漫画、森薫
中央アジアから舞台はイギリスへ。
実家に戻ったスミスについてきたタラス。
スミスの母親は結婚に大反対!
父親と兄は、すでに連れてきてしまってるし
歓迎はしないけどスミスが意思を曲げない
性格なのを知ってるので諦めている。
母親は、敷地内にいれることすら許可しない。
じゃあ別荘に移るというと
それも敷地内だというので、
ホーキンズさんの使ってない別荘に移る。
タラスさんは、
こんなに犠牲を払わせているのに
それでもスミスといられることが幸せだ思う。
そして、少しでも役に立ちたいと思う。
タラスさんは羊を調達してもらって
世話を始める。
タラスさんの名馬チュバルを見たいという人が
ホーキンスさんの紹介でやってくて
見事なチュバルに譲ってくれと言うが
スミスが断固拒否。
ではせめて子を産ませることがあれば
連絡して欲しいと頼みこまれる。
スミスはお金のために繁殖させることに
あまり乗り気ではないが
タラスは名馬を欲しがる気持ちはわかると
そういうことに抵抗はなさそう。
(積極的でもなさそう)
ホーキンスはやればいいのにと思ってそう。
兄が様子を見に訪ねてきて、
母親はお前を死んだ扱いしてるよと伝える。
そして、結婚することき固執せずに
内縁の妻にして 表向きは使用人で
構わないじゃないかと言われるが
スミスはタラスとの正式な結婚を諦めない。
スコットランドに行けば、
2人立ち会いがあれば結婚出来るからと
兄とホーキンスを巻き込んで
スミスとタラスは
スコットランドへ向かうことに。
途中で、タラスを死んだことにして
スミスと行かせてくれた元旦那の再婚 の式に
タラスの義母(元の元の旦那の母)が出席、
こっそりとタラスが生きてること
スミスの元にいることを伝える。
涙を流し生きてることを喜ぶ義母も
元旦那も優しいなぁ。
スミスを案内していたアリが報酬を得て
故郷に戻ってきました。
その報酬が大きいと兄が自慢したものだから
噂が広がります。
アリが結婚したいと言ってたことは
周知の事実だったようで、
娘を嫁にという話が殺到して驚く。
幼馴染のマディナの父親も
アリにマディナをというが、
マディナは金持ちになったから結婚するなんて
嫌だ拒否。
その後、アリの稼いだ報酬は
多いけれど大きくはないということが判明し
蜘蛛の子を散らすように嫁候補はいなくなる。
嫁を選べると思ってなかったアリは
選べるという状況に戸惑っていたので
いなくなっても あんまり気にしてない様子。
しかし、アリが大金持ちではないとわかって
マディナは自分と結婚してと逆プロポーズ。
彼女は本当にアリが好きで
お金持ちだから結婚したと思われたくなかった
だけだったから、
お金がなくても好きだから結婚するんだという
今の状況の方がいいという。
アリはマディナに恋心はないものの
嫌いではないし 自分がいいというマディナに
それじゃあ結婚しようという。
しかしマディナの父親が手のひら返しで反対
してきます。
しかし、実はアリは現金はそれなりにしか
持っていなかったが現金は宝飾品にかえて
かなりのものを持っていた。
騙したと怒るマディナだが
嘘はついてないと飄々としてるアリに
やっぱり嫁にもらってくれた言い出す
マディナの父親。
そんなわけで、
周囲にはアリが本当は凄い宝飾品を持ってた
ことは伏せて、
貧乏人アリに嫁ぐ物好きなマディナ
ということで無事に結婚するのでした。
スコットランドへの道中の4人。
気が利かないスミスに
タラスのためきホーキンスが休憩をとる。
そこでスミスは、
タラスが馬車より馬の方が楽だと
思ってることを知り、
タラスには馬で移動してもらうことにする。
スコットランドまで、
どんな道中になるのやら。
というところで以下次巻。
久しぶりの新刊は分厚かった!
そして、読み応え抜群だった!!!
今週中にあと2回は読み返すだろうな。
それぐらい濃い。
タラスさんはスミスさんのために頑張るわりに
イギリスに染まる気はなさそうなのと
周囲に理解してもらおうという気はなさそう。
(理解して貰える訳がないと思ってるっぽい)
同じ健気で一途な新妻でも
マディナさんは感情豊かなツンデレぽくて
可愛らしい。
アリが自分との思い出を忘れてても
そうだと思ったと流して
それでも好きなぐらい好きって凄い。
アリ&マディナの新婚生活も読みたいな。
でも次巻は、
スミス&タラスを追いつつ
アゼル夫婦の話が入る予定だそうです。
それも楽しみ♪