≪春恋魚≫ 和田 はつ子著
内容(「BOOK」データベースより)
日本橋は木原店にある一膳板屋「塩梅屋」では、主の季蔵とおき玖と三吉の三人が、雛菓子である“花まんじゅう”造りに取り組んでいた。
この奥州の綺麗で美味しいおまんじゅうは、季蔵が煮豆売りの吉次に教わったものだった。
そんな折、弱い者に施すために盗っ人を働く“お助け小僧”によるお宝泥棒が、またもや起きた。季蔵も探索に加わったが…(「煮豆売り吉次」より)。
季蔵が旅に出る、大ベストセラーシリーズ、第十五弾。悪を挫き、市井の人びとのささやかな幸せを守るために―。
ようやく15冊目。。。と言いつつ16冊目の≪夏まぐろ≫も読み終わってます。 図書館のネット予約で、ドンドン読破
ところで、このお話しには、「糠さんま」のこと。。。実は、子どもの頃の大好物でした。
本の中では、この糠さんまをその地元の人だけが春恋魚と呼ぶという…
秋にたくさん採れるさんまを保存食として、糠さんまにする。その方法が、祖母と全く同じでした。
木箱で作る糠さんま。。。このお話しと同じように春まで大事に食べる・・・
祖母のお得意の糠さんまを食べていたのは、小学生の頃までだった… すんごくしょっぱい。。。
でも白飯にピッタリで。。。さんま1本の1/3あれば、ご飯2膳は食べられた
最後の方の糠さんまは、ぺったんこ。。。でも糠の甘味が染み込んでいて。。。あ~~~食べたい
希蔵さんのお料理はすんごく美味しそうで、更に懐かしい料理が出て来る。 作ってみたい!って言うのもいっぱい!!
去年の12月に36巻目が出ています。 まだまだ、当分このシリーズのネット予約が続きそうぅ