waniko's blog

wanikoの日常を記録するブログ

9月の最終日 読書報告 やっぱり読書の秋(*^。^*)

2024-09-30 09:54:32 | 本についての雑談

9月30日(月)の朝陽

コチラはいつもの定点 2階の寝室から

そして、同じ朝陽を真下1階から撮影

9月の最終日って、ホント驚きです。明日から10月だなんて…やっぱり秋は読書量がぐっと増えました。6冊読破!

まずは≪ほろよい読書 おかわり≫

今夜は癒やしの一杯で、自分にお疲れ様を。
麗しい女性バーテンダーと下戸の青年の想いを繫ぐカクテル、本音を隠した男女のオイスターバーでの飲み食い対決、父の死後に継母と飲み交わす香り高いジン、少女の高潔な恋と極上のテキーラ、不思議な赤提灯の店で味わう日本酒……。
大注目の5名の作家が「お酒」をテーマに描いた、心満たされる短編小説集第2弾!

予約数が多くてようやく来た≪ほろよい読書 おかわり≫短編5話 

その中でとっても気になったのが一穂ミチさんの『ホンサイホンベー』 ベトナム語で「酔わずに帰れない」

主人公は、箒木彩葉(ほうきぎいろは)35歳とベトナム人で彩葉の継母のホアン(ベトナム語で花)50歳

箒木(ほうきぎ)は、今の私たちにはコキアと言った方が分かりやすいかもです。でも、≪みをつくし料理 今朝の春≫の中にも登場します。

月に三度の『三方よしの日』、つる家では澪と助っ人の又次が作る料理が評判を呼び、繁盛していた。そんなある日、伊勢屋の美緒に大奥奉公の話が持ち上がり、澪は包丁使いの指南役を任されて―――(第一話『花嫁御寮』)。戯作者清右衛門が吉原のあさひ太夫を題材に戯作を書くことになった。少しずつ明らかになってゆくあさひ太夫こと野江の過去とは―――(第二話『友待つ雪』)。おりょうの旦那伊左三に浮気の疑惑が!? つる家の面々を巻き込んだ事の真相とは―――(第三話『寒紅』)。登龍楼との料理の競い合いを行うこととなったつる家。澪が生み出す渾身の料理は―――(第四話『今朝の春』)。全四話を収録した大好評シリーズ第四弾!!

第一話の『花嫁御寮』ーははきぎ飯

ほうき草の実を乾燥させた薬種「じふし」。主人公 澪がこの実を求めて箒屋に行きます。そこでほうき草について説明を受けるのですが、そこでコキアを庭に植えたい!ってすごく思いました。

ところで、『ホンサイホンベー』では、亡くなった父のためでした。継母と彩葉は父の遺言である「散骨」のための「粉骨」をします。

ここがね、ONちゃんがずっと「散骨して欲しい」と言っているので興味深く読みました。

このお話しはそれ以外にも、エッ?!って… 3回も読み返しました。他のお話しもいいですよぉ~

わが家でも去年種を購入してコキアを植えました。そして、紅葉を楽しんだ後、タネをまき散らしたらぁ~今年、いっぱい

そして、明るい緑色を楽しんだ後の今は~紅葉中です。

今朝の朝の景色

右上の白い点は三日月です!

玄関前から見える山もドンドン紅葉が進んできました。

明日から10月~カレンダーが後3枚だなんて… そろそろ雪虫登場かしら?

皆さん風邪にお気をつけ下さい!

 

 

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読書報告 やっぱり秋は読書の秋(^^♪

2024-09-15 09:54:22 | 本についての雑談

≪山の上の家事学校≫ 近藤史恵著

離婚して1年…荒んだ生活をしていた主人公が家事を学ぶために山の上にある「学校」に通う

最初の授業の時に校長から(家事とは、やらなければ生活の質が下がったり、健康状態や社会生活に少しずつ問題が出たりするのに、賃金が発生しない仕事、すべてのことを言います。多くが自分自身や、家族が快適で健康に生きるための手助けをすることで、しかし、賃金の発生する労働と比べて、軽視されやすい傾向があります。)

男性だけの学校なので、このことが語られるんだなぁ~って…waniko世代の男性は家事が出来ない人多いですからね

でも、今年94歳のONちゃんのおばさん~一人暮らしを続けるためにただならぬ苦労があり、現在もその苦労は続いています。

2020年、頸椎骨折からわりと近くに住むwanikoたちが買い物や家事の援助をして来ていました。でも、2024年4月に軽い脳梗塞で5日間入院。その後、熱中症から脱水症状を起こし救急車搬送で6月中旬から7月末にかけて入院。自宅で一人暮らしを切望し、体力が戻ったということで退院。でも、独居老人ですから、訪問看護やデイサービス利用について色々な手続きがあり9月に入ってようやく訪問、通所が出来るようになりました。この経験は、自分たちにも通じるところがあるので良い経験ではありましたが…辛かった

なにせ、wanikoは甥の妻…おばとは赤の他人 しかし、付き添いは全てwanikoですから… 中々のハードルの高さ感じました

そんな時にこの本を読んで、家事能力の必要性ヒシヒシと感じました。

9月13日(金)の朝 雲が広がっていました。そして朝陽はログハウスにドンドン近づいている~~

秋色紫陽花 今年は、色が薄いなぁ~

更に今年最後の収穫… つやつや緑 この畑のおかげで、野菜の購入は少なかった

本当に家計のお助けマンでした

 

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読書報告 

2024-08-31 10:00:00 | 本についての雑談

≪琴子は着物の夢を見る≫  著 ほしおさなえ ハルキ文庫

東京・八王子にある大正十年創業の「本庄呉服店」。
その二代目店主の養女・琴子と三代目店主の次男・柿彦は姉弟のように育ち、現在はリユース着物の「本庄の蔵」でともに働いている。
柿彦は店長、琴子は古着の査定役だ。
幼少時から着物に宿る記憶が視える彼女は、いわくのある着物を見抜くことにも一役買っていた。
ある日、ふたりは出張買取に行った先で、戦前のものと思われる椿の柄の銘仙と出会う。
気になって仕方がない琴子は……。
織物の町で繰り広げられる、優しい記憶の物語。

大好きなほしおさなえさんの新刊です。同じく大好きな≪菓子屋横丁月光荘シリーズ≫と同じく不思議な力がある人物が主人公。

月光荘は古い家の声が聞こえ会話ができる若い男性が主人公。琴子さんは古いまでは同じ~古い着物の声が聞こえ着物の記憶を夢見ることができる。

古民家も古い着物も大好きなwanikoですから、一気読みしました。椿の柄の銘仙って…ヨダレが。。。うっ汚いですね

ほしおさなえさんの2018年に出された≪三ノ池植物園標本室 上下巻≫も古い家から過去が見え、夢の中を…風里さんのお話しがどちらにも通じた箇所が多いです。

久しぶりの読書報告~8月は途中で辛すぎて続きを読めていなかった本が読めました。

高田郁さんの≪あきない世伝金と銀≫です。七巻で止まっていて…八巻から番外編まで貸して頂き、ナント4日で読破

あまりにも、主人公 幸の運命がひどすぎて…でも、最終巻まであると辛すぎたら最終巻を先に読むという必殺技を…

大丈夫でう。そんなズルすることなく家事をサボって読み終えました(笑)

気になっていたことも解決したよぉ~~万歳

ドンドン涼しくなります。読書の秋 でもね秋の夜長の読書は無理…かといって早起きしても朝4時は真っ暗

だんだん読書の時間確保が難しいですよぉ~~~

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読書報告 今頃~52ヘルツのクジラたちを読んだ(^^;

2024-05-07 10:38:30 | 本についての雑談

≪52ヘルツのクジラたち≫ 町田そのこ著

【Amazon~〈解説〉内田剛】2021年本屋大賞第1位。

52ヘルツのクジラとは、他のクジラが聞き取れない高い周波数で鳴く世界で一匹だけのクジラ。何も届かない、何も届けられない。そのためこの世で一番孤独だと言われている。
自分の人生を家族に搾取されてきた女性・貴瑚と、母に虐待され「ムシ」と呼ばれる少年。孤独ゆえ愛を欲し、裏切られてきた彼らが出会い、新たな魂の物語が生まれる――。

今年の3月に映画が公開になったニュースを見て~話題の本読んでいない!と図書館ネット予約~まだまだ予約者いっぱいだけど寄贈もあって意外と早く読むことが出来ました。

主人公キナコを杉咲花さん、アンさん(岡田安吾)を志尊淳さん~それを知ると読んでいると俳優さんの顔が浮かんでしまうぅ~

この本の帯の裏の本編(スピンオフ)「ケンタの祈り」は必読ですよ! あえて評価なしで… 

でもね、この本でBTSの『Whalien52』思い出してYouTubeで聴いています

5月7日(火)の朝の景色 白黒写真ではありません。グレイな景色

そして、

こちらは、5月4日(土)の朝陽と朝の景色 

東雲色~「曙色」とも呼ばれる、夜明けの東の空のような黄赤色

東雲色の文学は、 

 春はあけぼの。

 やうやう白くなりゆく、

 山ぎは少しあかりて、

 紫だちたる雲の細くたなびきたる。  清少納言『枕草子』

と『日本の伝統色を楽しむ』にあります。

花壇ではキバナカタクリが満開~でもこのお天気でドンドン元気がなくなって来ています。

チューリップが元気いっぱいです。

あぁぁ~~今日の午後からパート出勤が開始です。

ノンビリし過ぎていきたくない

 



 

 

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読書報告

2024-04-05 10:00:00 | 本についての雑談

≪山の上のランチタイム≫ 高森美由紀著 文庫は≪お山の上のレストラン≫に改題

ムカゴにシメジに……カックイまで!
どうりで山のいい香りっこがすっと思ってました。

青森県南に座す葵岳。その登山口にあるレストランでは春夏秋冬、様々な事情を抱えるお客様が訪れる。彼らを迎えるのは都会で修業したイケメンオーナー・登磨と、おっちょこちょいで、すっとこどっこいな店員の美玖。彼女の接客は時に奇跡を起こすのだが、美玖自身にもこの山と店の料理にこだわる理由があって……。

青森のご当地食材がじゅわっと染み入る、絶品&感動お料理小説。

≪山のふもとのブレイクタイム≫ 文庫は≪お山の上のレストラン2≫に改題

ありがっとう。
受け継がれてくってのは、嬉しいもんだな。

〈葵レストラン〉のシェフ・登磨には、忘れられない味がある。それは、彼の原点とも言える祖母の料理。思い出させてくれたのは、不器用だけど、お客様が今求める味を作り出すことのできる美玖。登磨に学びを与えてくれる彼女と、難儀なお客に向き合う登磨だったが、店が思わぬ事態に巻き込まれ……。

料理バカのシェフ・登磨と、おっちょこちょい店員・美玖による、心がぽかぽかする感動お料理小説!

≪おひさまジャム果風堂≫

出版社からのコメント

東北地方の片田舎。
地元の遊園地で戦隊もののスーツアクターをしている拓真(27歳)と、拓真に引き取られた小学生・昌(8歳)の物語。

数年間、音信不通だった拓真の妹・サトミが急逝した。遺体を引き取りに病院に行った拓真は、そこで無口で無表情な
子ども・昌に初めて会う。サトミに子どもがいたことを知らなかった拓真はひどく動揺するが、施設には入りたくないとい
う昌の気持ちを汲み取り、引き取ることに。
両親を亡くして以来、気ままな一人暮らしをしていた拓真の生活が、その時から一変する。気難しい昌との同居生活は
行き当たりばったりのものだったが、何となく楽しく、面白くて……。
一方、友達と遊ぶことにも食べることにも無関心だった昌が、唯一、興味を持ったのがジャム作りだった。サトミがよく
作っていたと言う。果物でも野菜でも、何でもジャムにする昌。拓真と一緒に台所に立つうちに料理も覚え、昌の生活が
変わり始める。そしてある日、昌は「ジャム屋になりたい」と言い出した。

第1回「暮らしの小説大賞」受賞作家が贈る、爽やかで切なくて、力強い、キャラクターノベルの新境地!

髙森美由紀さんは、今回初じめましての作家さん~読むことにしたきっかけは…忘れた

でも、おそらく『山の上のランチタイム』という題名だと思う 

地元青森の食材にこだわったイケメンシェフ登磨と、とあることで心に傷を持った女の子美玖ちゃん、

そして不登校の中三男子で登磨の甥っ子瑛太くんの3人で早朝にオープンして日が暮れると閉店する

『コッヘル デル モタキッタラ』通称『葵レストラン』 葵岳の登山口の側にある小さなレストラン

中々、楽しく読書しました。 あぁぁ~~~思い出しました。文庫化で改題と新聞の新刊紹介で見て借りたんですよ~~

でも、年齢のせいかちょっとだけう~~んってなる所もあり絶対読んでみてと強くお勧めしません。

 

 

 

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