東京行きの日に読んだのは≪ゆめつげ≫ 畑中 恵著
東京からの帰りの飛行機の中で読んだのは≪四つの雨≫ ロバート・ウォード著 ハヤカワ文庫
ここんとこバタバタと走り回っていたwanikoです。久しぶりにじっくりと本を読むことが出来ました。
旅行には必ず、文庫本ならば泊まる日数分だけ持ってお出掛けします。ちょっと重いけれど、本がない方が不安…たま~に空港の本屋さんで買うこともありますが^^;中々読みたい本に出合えないこともあるので持参派ですね♪
行きの空港直行バスの1時間と飛行機の中で読破した≪ゆめつげ≫しゃばけの畑中 恵さんの本です。
江戸は上野の小さな神社で神宮を務める、のんびり屋の兄・弓月としっかり者の弟・信行。「夢告」が得意な弓月ですがこれが全く役に立たないしろもの。が、大店の一人息子の行方を見立てて欲しいという依頼が!礼金~神社の雨漏り修理のためなのですが、弟と出かけてさあ大変~事態は思わぬ方向へ…しゃばけですっかり時代物にハマったwanikoです♪とっても面白かったですよ~でも、ほろりと来るところやウ~ンと唸ってしますところもありました(*^。^*)
そして、帰りの飛行機では一転して外国のサスペンスへ「氷の雨」「石の雨」「光の雨」「血の雨」の4文節のこの小説は夢やぶれた心理療法士ボブ・ウェルズは50歳を越えた今、妻に逃げられ、酒におぼれ、一人極貧にあえいでいた。しかし、ジェシーとの出会いが全てを変えた。彼女と一緒になりたくて、患者の美術商がもつ貴重な古美術を盗み、転売をもくろむが…絶望から絶頂へそして、絶頂から絶望へとジェットコースターのように話が展開します。結構流血があるので血がニガテな方にはお薦めできないです(笑)
そして、悪事の影には必ず女が存在し最後に笑うのは女…それも、私は悪くないのよ!と言いながらきらめく陽の光の下で笑うのです。
乗り物の中は結構集中して読むことが出来て楽しく読書できました。