≪冥途≫ 内田 百閒著
内容(「BOOK」データベースより)
意識と無意識のあわいに立ちのぼる奇妙な風景。無気味なようで、可笑しいようで、心もとないようで。曖昧な夢の世界を精緻な言葉で描く、表題作をはじめ「旅順入城式」など特異な百〓の小説33篇。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
内田 百閒
1889‐1971。小説家、随筆家。岡山市の造り酒屋の一人息子として生れる。東大独文科在学中に夏目漱石門下となる。陸軍士官学校、海軍機関学校、法政大学などでドイツ語を教えた。『冥途』『旅順入城式』『百鬼園随筆』『阿房列車』など著書多数。1967年、芸術院会員推薦を辞退。酒、琴、汽車、猫などを愛した。本名、内田栄造。別号、百鬼園(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
この本を手にした理由は、『7回目の開催となる今年は2年ぶりの京都決戦.ビブリオバトル発祥の地・京都大学での本戦を目指した熱いバトルが繰り広げられました!
昨年を大きく上回る,1207名の学生(予選会回数228回,海外を含む参加校125校)が本を紹介,その頂点となるグランドチャンプ本は,千葉大学大学院の窪田真弓さんが紹介した本だったからです。
どんな本??って~いや~~短編集なのですが、旧仮名遣いだし、夢のお話しなので気を抜くと意味が分からなくなる~~久しぶりに、がっちりと一語一句逃さずに読みました~疲れたぁ~(笑)
そんな緊張感あふれる読書の後は、乾ルカさんの本を借りました♪
まずは、「メグル」不思議な女性職員の紹介するバイトのお話し。北海道出身の乾さんですからぁ~もうH大学とあれば北海道大学。。。古い校舎のあの辺かな?なんて思いながら読み進めると~
超楽しい~もう一気に読み上げて、更に再読して。。。と内容をしっかり頭に叩き込みましたよん♪
≪メグル≫ 乾 ルカ著
内容(「BOOK」データベースより)
「あなたは行くべきよ。断らないでね」無表情ながら美しく、奇妙な迫力を持つH大学学生部の女性職員から、突然に声をかけられた学生たち。店舗商品の入れ替え作業や庭の手入れなど、簡単に思える仕事を、彼女が名指しで紹介してくるのはなぜだろう―。アルバイト先に足を運んだ学生たちに何がもたらされるのか、厄介事なのか、それとも奇蹟なのか?美しい余韻を残す連作集
続いても、乾さん~~話しの舞台となっている「瀧埜上村」そう、道東に滝上町という小さな町があります。春には芝桜が有名なのですよ。丘がピンク色に染まる町。
旭川市と紋別市のちょうど真ん中~でも、このお話しに出て来るのは遠軽町の丸瀬布や白滝村の方がしっくりくるカンジ~なんて美しい景色を持つかの地を思い出しながら読みました。
ちょっと浅いというレビューもあったけど、この系統のマンガ大スキwanikoなのでルンルン♪で楽しみました。実は、3度読み(笑)だって、あっ!最初の頁は、ここから来てるのね!なんてことがあって…
あぁ~次に読む本は。。。ハイ!ちょっと厚くて重い1冊なのです(*^。^*)
≪蜜姫村≫ 乾 ルカ著
内容(「BOOK」データベースより)
珍種のアリを求めて瀧埜上村仮巣地区を訪れた昆虫学者の山上一郎と妻・和子。医師免許を持つ和子は、医者のいない仮巣地区の人々を健康診断したいと申し出るのだが、必要ないと冷たくあしらわれてしまい、その異様な雰囲気に戸惑っていた。そんなある晩、一郎は住民から絶対に踏み入れてはいけないと言われていた社に向かった。そして、そのまま行方不明に。村に秘められたしきたりが露見するとき、新たな禁断の恋が始まる…。和製ホラー×禁断のラブストーリー。