燕たちの憂鬱

ここ神宮の杜では、今宵も燕たちの溜息まじりの歓声がこだまする!

優勝の道険し

2023-10-28 16:57:05 | 我が母校
天王山の明治戦を制し、優勝に大きく前進した慶應義塾だが、去年はここまでこぎ着けていながら、早稲田に連敗して優勝を逃した。去年と違い、今年は早稲田にも優勝がかかる慶早決戦。制約条件なしの勝った方優勝の慶早戦は、2014年春以来9年ぶり。シーズン全体の流れ的には慶應義塾に利が有るはずだが、ここ一番の大勝負、特に宿敵・早稲田との勝負は、どうなるかわからない。元々今日の初戦は仕事のため現地観戦を諦めてたが、天の恵みか、急きょ仕事が休みになり、決戦の舞台・神宮球場へ。

試合は、早稲田・加藤君、慶應義塾・外丸君、両エースの息詰まる投手戦。




6回裏、先頭バッターの3塁前ボテボテの内野安打をきっかけに招いた2アウト1・2塁のピンチで、尾瀬君の左中間の当たりを浅い守備位置だったレフトが追いつけず、先制を許す。
一方好調だった慶應義塾打線は、加藤君の前に鳴りを潜め、7回まで3塁も踏めない有様。
このまま敗戦かと思われた9回にドラマが待っていた。先頭バッター出塁後ゲッツー崩れかと思われた場面でセカンドがベースを踏んでいないという判定で、ノーアウト1・2塁のチャンスが転がり込んで来た!その後送りバント処理ミスで同点。さらに、途中から守備堅めでセカンドの守備に入っていた上田君のレフトへのタイムリーで逆転。


なお続いた1アウト2・3塁の場面で追加点を取れなかったのが響いた。その裏、この回から替わった谷村君から先頭バッターがレフト前クリーンヒットで出塁。続くバッターが送りバントせず強攻策で3塁線へのヒット。この場面が勝敗を分けた最大のポイントでしょう。動揺した谷村君が次のバッターをストレートのフォアボールで歩かせ、ノーアウト満塁。その後1死も取れないまま同点逆転打を許し、ゲームセット。


外丸君の力投に打線が応えられず、手痛い敗戦になった。もともと投手陣の格が見劣る2戦目は苦しい試合になると予想してたうえ、今日1死も取れなかった谷村君は使いにくくなった。この逆境を跳ね返して逆転優勝なるか?!

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