燕たちの憂鬱

ここ神宮の杜では、今宵も燕たちの溜息まじりの歓声がこだまする!

あと1勝が遠かった!

2018-10-29 17:54:00 | 我が母校
泣いても笑っても最終戦。今日の試合で、六大学野球秋季リーグ戦の優勝校が決まる。

先週の内に午後半日休暇の届けは出してあった。いざ神宮へ。

慶應義塾の先発は、もちろん今季6勝無敗のエース・高橋佑樹君。その高橋君、今日は初戦に比べて球が高めに浮いてて、序盤からピンチの連続。4回裏、序盤のピンチをしのいだ慶應義塾が、柳町君の1・2塁間初安打の直後、4番・郡司君のレフトへの会心のホームランで2点先制。直後の5回表、今日1番に入った黒岩君のタイムリー・ツーベース、加藤君の高いバウンドのショートゴロの間に3塁ランナー生還で2ー2の同点。その裏、エラーをきっかけに迎えた2アウト満塁のチャンスで、嶋田君が詰まりながらもセンター前に落とし、再び2点勝ち越し。



6回表の2アウト1・3塁のピンチをしのいで、あと3回。7回表は3者凡退で、あと2回。8回表、先頭バッターのなんでもないファーストゴロを太陽の光が目に入った嶋田君が後逸!これをきっかけにこの回犠牲フライで1点を失うが、まだ1点リード。いよいよ最終回、早稲田は打順良く、この日2安打の黒岩君が先頭。その黒岩君、3ー1から投じたストレートをドンピシャのタイミングで弾き返し、センターオーバーのツーベース。バントの構えの次打者の時痛恨のワイルドピッチ。さらにストレートのフォアボールで歩かせたところで、高橋君力尽きる。替わった菊地君、まず浅いレフトフライで1アウトを取るも、その間1塁ランナー盗塁で2塁へ。ここで4番・加藤君に軽々センターにもっていかれ、犠牲フライで同点。次の岸本君のショート右へのライナーに瀬戸西君が飛び付くもグラブを弾かれ、逆転!9回裏、抵抗する術もなく、3者凡退で、ゲームセット。
かくして、慶應義塾46年ぶりの3連覇の夢は、はかなくついえ去ったのだった。



6回以降ノーヒット。小島君以下早稲田の繰り出す投手陣の前に打線沈黙で、勝つには2点リードを守り切るしかない展開になってしまった。どのピッチャーもそこそこ信頼できる早稲田に対し、高橋佑樹君一人に頼らざるを得ない慶應義塾の不安材料が最後の最後に露呈してしまった。直接の敗因は、9回2人目のバッターをフォアボールで歩かせたことだが、ここまで一人でがんばって来た高橋君は責められない。慶應義塾にとって不運だったのは8回表、先頭バッターを打ち取っていながら、失点してしまったこと。あれがなければ、2点差の最終回で、状況は全然違ってたはず。32年前に同じパターンで優勝を逃した時も、最終回ダブルプレーの当たりがサード前で大きくイレギュラーするツーベースとなりそこから逆転サヨナラ負けを喫している。あの時といい今日の試合といい、運にも見放された感じ。

わずかに力及ばず3連覇を逃したが、戦前の予想からしたら、大健闘と言えるでしょう。最終戦の最終回まで優勝の望みをつないだ選手諸君に大拍手!


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あと1勝が遠い!

2018-10-28 18:04:00 | 我が母校
優勝に王手をかけた慶應義塾、今日勝てば46年ぶりの3連覇だが…

慶應義塾の先発は、木澤君。2回表に1点先制した後3回裏に2アウト3塁からタイムリーを打たれ、3回1失点で降板。4回からマウンドに上がった津留崎君が早稲田打線を飄々と抑えてる間に、5回表、4番郡司君のタイムリー・ツーベースで2点勝ち越し。優勝の期待が高まったが、6回裏に津留崎君が早稲田打線につかまり、3連打で1点差になったところで、満を持した高橋亮吾君が登板。送りバント失敗までは良かったが、レフト前ヒットで1アウト満塁の後、代打・福岡君に初球をライト線にもっていかれ、走者一掃。さらにゲッツー崩れの追加点を献上し、この回打者一巡の5失点で、一気に負けモードに。



7回表に犠牲フライで1点返し、2点差で迎えた9回表、フォアボールをきっかけにノーアウト満塁の見せ場を作るも、法政戦延長11回同点の立役者・大平君が三振。1アウト満塁となり迎えたバッターは、途中からファーストの守備に入っていた、大阪桐蔭のキャプテンだった期待の新人・福井君。



大いに盛り上がったが、フルカウントまで粘るも、1・2塁間のセカンドゴロで、1点止まり。次のバッター、センターフライで、ゲームセット。
春もそうだったけど、早稲田相手の勝ち点の道は険しい。


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あと1勝

2018-10-27 16:58:00 | 我が母校
慶應義塾にとって46年ぶり2度目の3連覇がかかる慶早戦。早稲田にとっても連勝で法政との優勝決定戦になるだけに、今日の第1戦はなおのこと大事な試合だ。
慶應義塾・早稲田の先発は、予想通り、高橋佑樹君・小島君の両左腕エース。



戦前の予想通り、序盤から両左腕エースの投げ合いの投手戦。ただ、無難な立ち上がりだった慶應義塾・高橋佑樹君に対し、早稲田の小島君は、立ち上がりからまっすぐが高めに抜け、フォアボールが多い投球内容。6回裏に、柳町君のツーベースを足がかりに、フォアボール、小原君のバント失敗の後のレフト前ヒットで、ノーアウト満塁の大チャンス。ここで、内田君に対し、痛恨のフォアボールで、慶應義塾待望の先取点。



直後嶋田君の三遊間タイムリーで2点目。慶應義塾としては、一気にたたみかけて勝負を決めたいところだったが、ここは小島君が踏ん張り2点止まり。慶應義塾にとって大きかったのは、続く7回裏2アウト1塁から飛び出した小原君の左中間タイムリー・ツーベース。左腕・小島君に備え右の小原君の打順を5番に上げたのが見事にハマった。
最終回、当たり損ねのサード前ボテボテのゴロの内野安打をきっかけに1点失うも、3-1で逃げ切り勝ち。
優勝まで、あと1勝。

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あと2勝

2018-10-15 19:45:00 | 我が母校
優勝するには勝ち点を落とせない慶應義塾にとって大事な慶立第3戦。
この試合の経過が気になる中、午後取引先への外出の予定が入ってて、途中コンビニでサンドイッチを調達して、ランチは神宮球場で。
6回を終わって0ー0の息詰まる投手戦で、試合展開が早く、到着した12時半には既に7回に突入していた。7回裏、1アウトから小原君がレフトオーバーのツーベースで出塁。嶋田君倒れた後、伏兵・瀬戸西君のセンター前タイムリーで、待望の先取点。8回にも、柳町君に代えた代打の正木君のセンターへの犠牲フライで追加点。最終回、高橋佑樹君が3人で退け、ゲームセット。



第二試合で、早稲田も明治を下し、慶早戦に双方の優勝がかかることになった。慶早初戦は、今日のようなしびれる投手戦になることが予想されるが、はたして?!

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The end of 2018 season

2018-10-14 21:33:00 | プロ野球
昨年のダントツ最下位から、交流戦最高勝率に輝いたばかりか、2位でクライマックスシリーズに進出と、大躍進したスワローズ!
六大学野球の慶立戦が第二試合だった今日の試合のチケットをゲットし、一人観戦。席は、日頃来ることのないレフト側のスワローズ応援席。ホームなんだから本来そうあるべきなんだけど、実際にジャイアンツ相手にスワローズ・ファンが多数派になる日が来るとは!
試合の方は、ジャイアンツ先発の菅野の前になすすべなく凡打を重ね、ノーヒットノーランのおまけ付きで完敗。かくして、4年ぶりのCSは1stステージで敗退。



昨日負けた時点で覚悟してた結果だけに、致し方なし。CSの相手は、頼りになるピッチャーがいるジャイアンツよりベイスターズの方がいいと思ってたんだよなぁ。

この屈辱を糧に、小川監督の元、来年の飛躍に期待!

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