丘の上

いったん職場に戻った後、会社帰りに三田のキャンパスへ。
優勝すると球場裏の絵画館前から六本木交差点を抜けて三田に至る経路をパレードするのがしきたり。終点の三田のキャンパスで催される大優勝祝賀会に参加するためだ。

５年前の慶早決戦の折、慶早戦に勝った時のみ執り行われる儀式の一つ「勝利の拍手」をご紹介、もう一つは優勝が決まった時にご紹介しようと思ってたんだが、結局その機会がないまま丸５年が過ぎてしまった。そして今、その時がやって来た。
慶應義塾には、慶早戦に勝った時のみ歌われる「丘の上」という歌が存在する。「丘の上には空が青いよ♪」祝勝会の１曲目は、もちろんこの曲から。



優勝おめでとう！


祝賀会から家に帰る地下鉄の駅で、明らかにそれと判る塾生の美女を発見！慶應美女と共通の話題でお話しできる絶好のチャンスとばかりに、お気軽に声をかけたら、笑顔で応えてくれた。なんでも沖縄出身！の１年生だそうで、帰りの電車でずっとおやじの慶應義塾野球ネタ話しに付き合ってくれた。その優しさは沖縄の県民性か？

歓喜の瞬間

期末につき休暇取得を断念したものの、１勝１敗で第３戦にもつれ込んだ慶早戦の行方はやはり気になる。取引先での仕事帰り、足は自然と神宮球場へ。信濃町から球場に到着し、慶應義塾の３塁側を内野席に向かって歩いて行くと、観戦仲間のＭさんとすれ違った。なんと、内野自由席は満員で、自分が第１戦の時陣取った内外野応援席の間の席に誘導されたとのこと。ってことは、ウイークデーなのに内野席は満員？！幸い、先に陣取ってた別の先輩が席を取っててくれたおかげで、内野席に入ることができ、球場内で合流。そこには、なんと、昨日ごいっしょしたメンバーが皆勢揃いしてるではありませんか！
月曜日だというのに、こうして馳せ参じた大勢の塾員の熱意に応えるように、今日の慶應義塾ナインのプレーははつらつとしていた。
早稲田の誇る強力投手陣、斎藤佑樹君、福井君、大石君それぞれから２点ずつ奪ったんだから、見事と言う他ない。
結果は、６－４の逃げ切り勝ち。この瞬間をどれだけ待ち望んだことか。

野球部諸君の奮闘に拍手！
感動をありがとう。

足踏み

優勝まであと１勝に迫った慶應義塾。ここまでなら、過去５年の間に２度こぎ着けたことが有ったが、いずれも分厚い早稲田の壁の前に跳ね返されてしまった。ここからが正念場だ。

迎えた第２戦の結果は、２－４で完敗！初回、福谷君の制球が定まらず、連続フォアボールでいきなり２アウト満塁のピンチ。この場面でフルカウントから苦し紛れに投げたストレートを宇高君に狙い打たれ、いきなり３失点。好投手を擁する早稲田相手に、致命的とも言える失点で、結局取り返すことができないまま、ゲームセット。



これで、明日の第３戦が、優勝を賭けた文字通りの大一番ということになった。
休みを取ってこの大一番を見届けたいところだけど、明日は会社の期末で休暇取得は到底無理。
この優勝のチャンス、なんとかモノにしてほしいものだが…。

あと１勝

迎えた慶早第１回戦。優勝を賭けたがちんこ対決となると、このブログを始めた２００５年春以来５年ぶり。その時優勝を逃して以来丸５年優勝から遠ざかってる慶應義塾にとっては、６年ぶりの優勝のチャンス。相手は、宿敵・早稲田。舞台は整った。
今日は、いつもの観戦仲間・大学時代のゼミの同期のＩ君夫妻といっしょに観戦。１２時に待ち合わせたんだけど、内野は満員で入場できず、内外野応援席の間のいつものプロ野球観戦と同じような場所のレフト側で観戦ということに。そのおかげで、慶早戦ということで臨時で出てたビール売りのＭＲちゃん、ＳＫちゃんと次々ご対面、即指名！臨戦態勢も整った。

結果は、からくも２－１で逃げ切り勝ち。
序盤戦の再三のピンチを切り抜けて巡って来た４回表のワンチャンスをモノにし、９回表に１点を追加。完全に勝ちパターンの試合が一転、最終回の守りで渕上君の痛恨のエラーから１点差に詰め寄られ、さらに２アウト満塁の大ピンチ！最後は、その回途中竹内君から替わった福谷君が相手を三振に仕留めて、ゲームセット！今シーズン、こういう修羅場を何度もかいくぐって来ることで培われた精神力の勝利。



あと一つ！

野球観戦ツアー（７）

スワローズ、昨日もまた１点差で負け、交流戦未勝利の９連敗継続中！１点差の試合は、これでなんと１１連敗継続中！１点差の試合をこれだけ負け続けるというのは、ある意味奇跡だ。
試合後、成績不振の責任を取って、高田監督が辞任した。
とまあ、暗ーい雰囲気が蔓延してるスワローズに声援を送るべく、昨年８月以来の、観戦ツアーを企画。
今夜は、対戦相手の楽天ファンのＵ君の希望により、レフト側で観戦。でも、結局集まったのは、そのＵ君と私の二人だけ。自分の人徳のなさも有るけど、ここんとこ景気が上向いたもんで、皆さん仕事が忙しいようで。レフト側で一人スワローズに声援を送るおやじが浮いていたのは、言うまでもない。



結果は、３－３で引き分け。
８回を終わって３－２と１点リード。となれば、９回頭からイム・チャンヨンかと思いきや、なんと松岡！すぐ後ろの楽天ファンの事情通によると、イムは膝の故障で、今日から登録抹消なんだそうな。その松岡が、見事に？不安に応えてくれて、同点に追い付かれると、その後点がまったく取れる気がしないのはいつものこと。取った３点が全てフォアボールのランナーだったこと、延長に入って再三再四勝ち越しのピンチが有ったことを思えば、引き分けで良し！とせざるを得ない内容でしたな。

かくして、交流戦９連敗と１点差試合１１連敗は、今だに継続中！