燕たちの憂鬱

ここ神宮の杜では、今宵も燕たちの溜息まじりの歓声がこだまする!

歴史に残る奇跡の逆転優勝

2017-10-30 16:54:00 | 我が母校
奇跡の逆転優勝に王手をかけ、迎えた慶早第2戦。この大一番を見届けるべく、休暇を取って、舞台の神宮球場へ。

慶應義塾の先発は、予想通り、一昨日の初戦で7回以降パーフェクト・リリーフだった佐藤君。佐藤君は、この日も5回まで早稲田打線をノーヒットに抑える力投。



2回裏、2死から迎えた2アウト1・2塁のチャンスで、照屋君の二遊間のゴロを早稲田のセカンドが後ろにはじいて、幸運な先制点。6回表、早稲田初安打をきっかけに、バッテリーエラーが2つ続いたノーアウト3塁のピンチでレフト前ヒットを打たれ同点にされるも、その裏、デッドボール・フォアボールのランナーで1アウト1・2塁のチャンスから、またしても清水君のタイムリー3ベースが飛び出し、2点勝ち越し。



8回表に、さすがに疲れの見える佐藤君が、先頭バッターにホームランを喫し、続く2アウト3塁のピンチ。ここは、佐藤君渾身のアウトコースのストレートで三振に仕留める。その裏、柳町君のヒットを皮切りに、慶應義塾打線がようやくつながり、打者一巡の猛攻、4得点で一気に試合を決めた!



初戦の東大戦を落とし慶法初戦で0-8の大敗から勝ち点を落とし、残り6戦全勝条件。誰もが優勝はないと諦めていたこの秋のシーズン、転機は、慶立1回戦の大逆転勝利だった。まさに歴史に残る大逆転優勝。最後まで優勝の望みを捨てず、奇跡を信じてひたむきに戦い抜いた選手諸君に、大拍手!!
この優勝をもたらした殊勲者は、なんと言っても、慶明第2戦で先発して圧巻のピッチング、土曜日の慶早第1戦で7回以降パーフェクト・リリーフ、今日の第2戦で先発し8回まで早稲田打線を2点に抑えた、佐藤君だろう。あと、立教戦から復調した関根君、断トツの首位打者・清水君、断トツのホームラン王・岩見君、それと、投手陣の状態を見据えて絶妙な投手起用をした大久保監督の采配も見逃せない。

次の目標は、明治神宮大会だが、この戦力でどこまでやれるか?

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あと1勝

2017-10-28 21:45:00 | 我が母校
一時は優勝はおろか最下位争いと思われた東京六大学野球秋季リーグ戦だが、土壇場の明治戦で奇跡の連勝!それを皮切りに4連勝で明治との一騎討ちの優勝争いに持ち込み、迎えた慶早戦。ここまでこぎ着けた選手諸君に優勝をプレゼントしてあげたいところだが、そこは勝負の世界、予断を許さない。雨が気がかりな決戦を見届けるべく、神宮球場へ。



結果は、2ー1で辛勝!
1回表早稲田先発の小島君が制球を乱し3四死球で迎えた1アウト満塁のチャンスで、目下首位打者の清水君がセンター前に弾き返した2得点を、最後まで守り切った、文字通りの辛勝だった。守り切ったとはいえ、早稲田打線は6回まで毎回安打で、常にスコアリング・ポジションにランナーを進め、1アウトで3塁にランナーを置く場面が2回。このピンチを、先発の関根君が粘り強いピッチングでしのぎ切り、7回から登板した明治戦連勝の立役者・佐藤君が、7回3者三振、以降3イニングを9人で抑えるパーフェクト・リリーフ。内容的には負けてる試合だったが、彼の力投がそうさせなかった。



自慢の打線がたったの4安打に沈黙したこの試合を勝ちにつなげたのは、なんともデカい。ここまでで涙を飲んだ春の雪辱を果たし、秋はなんとしても優勝を飾ってほしいが、はたして?

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オーフルテソーロ~新馬戦惨敗

2017-10-21 12:34:00 | ギャンブル
2017年POG指名馬の2頭目がデビュー。

10月21日・東京4R・新馬戦(芝1400m)
オーフルテソーロ(牡2歳)
父・キングカメハメハ
母・ソニックグルーヴ(母の父・フレンチデピュティ)
指名者数=382人
結果:17着

この馬を選んだ理由は、祖母・エアグルーヴ。牡馬の一線級相手に秋の天皇賞を完勝した名牝で、血筋には一流血統がズラリ。それにしては指名者400人未満で人気薄だったので。

スタートで後手を踏んで、向こう正面では後ろから2番目の位置取り。直線を向いて追い上げをはかるも伸びを欠き、そのまま後方2番手でゴール。今日の内容では、未勝利脱出も難しそうだ。

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奇跡の逆転優勝まであと2連勝

2017-10-17 18:04:00 | 我が母校
慶應義塾先勝の後雨で2日順延して迎えた、慶立第2回戦。この試合落とした方が優勝戦線から脱落する、文字通り大一番だ。この大一番を見届けるべく、半日休暇を取って、神宮へ。

この試合、1回裏、4番・岩見君のセンターオーバーの2ランで幸先よく先制するや、2回以降も追加点をを重ね、3回を終わって、5ー0の慶應ペース。展開的には、3回裏の2つの押し出しが大きかった。



投げては、逆転勝ちした土曜日の最後に登板して好投した関根君が、先発に起用したベンチの期待に応え、再び6回まで無失点の好投。7回表にソロホームラン2本で2点を取られるも、その裏、2アウトからの3連打で2点取って突き放し、7ー2で完勝!



さあ、これで春同様、慶早戦連勝なら優勝ということになった。選手諸君の奮闘に期待。
慶明戦の戦前の段階で誰がこの展開を予想できただろうか。
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奇跡の逆転勝利!

2017-10-14 15:48:00 | 我が母校
先週の明治戦を連勝し、優勝に望みをつないだ慶應義塾だが、優勝するためには残る立教・早稲田戦を4戦全勝しなければならない。厳しい条件だが、今日から一つ一つ積み重ねるしかない。

序盤のチャンスを得点につなげられず、4回を終わって、1ー2の1点ビハインド。5回表1アウトからフォアボールで出た岩見君が清水君の左中間2ベースで生還し、同点とするも、その裏、高橋亮吾君が連打で再び勝ち越される。替わった石井君が、連続フォアボールで押し出し、さらに続く2アウト満塁のピンチで、藤野君の走者一掃の左中間2ベースが飛び出し、この回一挙5失点で勝負有り。
と思いきや、野球は、筋書きのないドラマ。7回表、代打・小原和樹君以下岩見君のフォアボールを挟んだ怒涛の4連打4得点で1点差。とはいえ、ここからの1点がなんとも遠い。迎えた最終回、慶應義塾の攻撃は、2アウト1塁。あと1人でゲームセットのこの場面で、代打・河合君のレフト線2ベースが飛び出し、1塁ランナーがホームを陥れ、ついに同点。



こうなると流れは慶應義塾に傾き、延長10回表、1アウト2塁から杉本君のライトオーバーの2ベースで勝ち越しと思いきや、2塁ランナーがタッチアップの態勢からスタートが遅れホームタッチアウト!この走塁ミスで流れが変わることを危惧したが、4番手の関根君が9回以降立教打線につけ入る隙を与えない。迎えた12回表、2アウトから柳町君の敬遠気味のフォアボールをきっかけに迎えた2アウト満塁のチャンスで、倉田君が押し出しのフォアボールを選び、勝ち越し。裏を3人で締めて、ゲームセット。



いやー、奇跡の逆転勝利だった。まさに神がかり!優勝への勢いを感じさせる1勝ではあるが、はたして、ゴールまで駆け抜けることはできるか?!

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