ポケモンGOの話しである。
昨年7月にサービスが開始されるや、一大ブームを巻き起こした「ポケモンGO」だが、その後若者はあっという間に飽きて、多くが離脱。一方、おやじ連中には、今でもしぶとくハマってる奴多数。自分の周りの50代おやじも何人かハマってたりする。その昔、仮面ライダー・カードのコレクションにハマった連中が、ウォーキングを意識しなければならない歳になって、趣味と実益を兼ねて、といったところか。かく言う自分も、暇つぶしのネタとしてほどほどにやってみようと始めたつもりが、いつの間にやら、ハマってる部類になってるような気がする。
さて、話し戻って、何が快挙かと言うと…
先々週の金曜日・6月23日からポケモンGOのジムの仕様が一変。今までは、ジムでバトルに勝つか、自分と同じチームの誰かが勝った時に便乗して、自分のポケモンを配置した時点でポケコイン10枚もらう権利をゲットできてたんだが、これからは、ポケモンを配置しただけではダメで、配置した状態で、10分経過毎に1枚もらえるという、時間制に移行した。この仕様変更は、自分のような戦力的に見劣りするプレイヤーにとっては、けっこー厳しいことが判明。人の多い東京のこと、少ない戦力を駆使してジムを占拠しても、10分に満たない間に違うチームに乗っ取られ、それまでの苦労が水の泡になってしまうからだ。これって、ポケコインを簡単に入手させないための仕様変更かも、と感じつつ、先週末郷里の栃木へ。
栃木では、人が少ないがその分ジムの数も少ない。今までの仕様では、ジムのレベルが上限に上がってしまっていて、ほとんどつけ入る隙がなかった。今回の仕様では、ジムに配置できるポケモンの数が6に限られているため、その気になれば、ジム・バトルに勝つことは可能だ。問題はその後で、いったんジムを占拠すると、ジムの数が増えたからか、理由はよくわからないが、なかなか乗っ取られないのだ。
自宅近くにし栃木市の運動公園が在り、そこに3ヶ所ほどジムが在る。土曜日のクワガタ捕獲活動後の深夜、もしこの時間に配置できれば、人がほとんど足を踏み入れない時間帯だけに、朝までジムを占拠できるのでは?と考え、行ってみた。すると、3つ在るジムの内1つは自分と同じ青チームが占拠。残りの2つが赤チームが占拠していた。戦力的に、なんとか勝てそうだったのでバトルを挑んでみたら、周りに同じジムを狙ってる人が皆無の中、それなりに時間はかかったが、勝利。片方にラプラス、もう片方にカイリューを配置し、帰宅。一夜明けて、配置したポケモンはいずれも無事なことを確認。いずれのジムも青チームがいち早く駆けつけ、戦力増強してくれたようだ。
ここまでは、ある程度期待してた展開だったが、問題はこの後。日曜日の運動公園なんだから、大勢の人が集まってるはずなのに、カイリューの方は、10時位に帰還したが、ラプラスが戻って来ない。そうこうしてる間に丸1日が経過。翌月曜日の昼休みも、まだはるか遠くの栃木のジムに居座ってる。
そして、月曜日の仕事が終わって所在を確認したら、ようやくラプラス帰還。
防衛時間は、実に1日と18時間!
深夜でも人通りの絶えない東京では、考えられない快挙達成である。
今回のジムの仕様変更、ポケコインを稼ぐには、地方が有利に働いているようだ。