8月12日(土)16時より横浜稲門会事務所にて「パソコン・スマホを楽しむ会」が開催されました。参加者は13名で久し振りに10名以上になりました。コロナ感染以前はいつも15名位参加し、8月は暑気払いを開催したので、参加者は25名にもなっていました。今日も例会終了後は事務所で懇親会を開催し10名が参加しました。本日は稲葉講師が「日常で役立つスマホアプリ」を講義し、その後質疑応答をしました。第2土曜日は講義、第3土曜日は質疑応答としています。パソコン、スマホについてわからないこと、困ったことがあれば参加して相談しましょう。わかる方がお答えしています。
(記:井上)
8月12日 俳句会8月例会を行い、欠席投句を含む、8名分24句で選句を行いました。
高得点句及び作者名は以下の通りです。
選評および作句コメントは、代表世話人の小板橋泰山(俳人協会会員・全国結社「万象」同人)が担当。
4点句 余命知り朝を待てずに蝉の鳴く 作者:原田由紀子
(選評)地上に出るまで7年ほどもかかるのに、蝉の地上での一生は短く、成虫は地上で泣き続け、1週間
ほどで命を終える。作者は、深刻な病を持ちながらも懸命に頑張っている友人を、命ある限りに泣き続ける
蝉と重ね合わせて激励の気持ちを俳句に詠んだのであろう。
3点句 皿ふたつ重ねて秋の音ひとつ 作者:佐藤久美子
(選評)秋になり、大陸から新鮮な乾燥した空気が流れこんで大気が澄み、物音などがよく響くようになる。お皿を2枚を洗ったあと、重ねたときに2枚が当たった時に響いた音を、作者は秋の音を感じたのである。 秋を聴覚で感じるとともに、夏とは異なる秋の気配も感じたのであろう。繊細な感覚を表現した一句である。
3点句 涼新た洗ひし靴のひとならび 作者:小板橋泰山
(作句コメント)涼新たとは立秋後に感じる涼しさを言うが、暑さが去っていくのを体感として実感するものである。 その季節が夏から秋に代わる時期に、小学生の兄弟の住む家の庭に、母親の洗ったと思われる運動靴がたくさん並べて干されていた。靴を洗って、運動会など行事に備えるのか、秋への期待感も感じられる情景である。
【自薦句】
花の園霧の晴れ間の礼文島 川崎辰雄
ドドドドド風神雷神喜雨参上 稲垣庸子
父母の滴るほどの梨食みて 立木欣吾
セミ共がジャズを奏でる寺木立 三ツ堀哲宗
9月は9日(土)1時からです。
9月兼題は次の通りです。提出する俳句の内一句は①、②の中から選んで下さい。
①紅葉/夕紅葉/谷紅葉/山紅葉/紅葉川
②秋の声/秋声
立木記