言わなければならない事は言わないと前には進まない

生活する中において言わなければならない事や、他の記事で共感したことなどを中心に。今その時の思いを表す。

ネトサポ・ネトウヨの化けの皮を剥ぐ!

2017-09-02 08:22:48 | 言いたいことは何だ
▼N(犬)HKの『トチ狂った質問』に対する統計データを参照にした
 もと電通社員simatyan2(アメブロ)さんの面白い記事を転載しま
 す。

ネトサポ・ネトウヨの化けの皮を剥ぐ!
2017-08-27 15:51:54NEW !
テーマ:ブログ
ネトサポ・ネトウヨの化けの皮を剥ぐ!
 
8月15日、NHKにしては面白い調査結果を公表しました。
 
18歳・19歳の1200人と20歳以上の1200人に、
いま日本が侵略されたら…
 
いま、日本が他の国から侵略を受けて戦うことになったら、
あなたはどうしますか?
 
との問いに、
 

https://www.fastpic.jp/images.php?file=4706052678.jpg
 
という結果が出ています。
 
上記の結果では、
 
自衛隊に参加して戦う
18歳19歳  4%
20歳以上   3%
 
というように、ほとんどの人は自らが戦わないことを選択しています。

また戦争を放棄する憲法改正の是非についても、
 

https://www.fastpic.jp/images.php?file=5961208285.jpg
 
改正の必要がある18%に対し、
 
改正の必要がない53%と、圧倒的な数字の差が出ています。
 
平和に関する意識調査
http://www3.nhk.or.jp/news/special/wakamonotoheiwa/research/20170809.pdf
 
これらの数値からは、普段ネット上で息巻いているネトウヨ
の姿は見えてきませんね。
 
掲示板やコメントでは、日本人の大半が右翼じゃないかと
錯覚するほど猛威を振るってるじゃないですか?
 
自分たちこそが民意で、改憲反対や戦争が嫌いなどと発言
しようものなら、たちまち反日や左翼の烙印を押されて
しまいます。
 
もし彼らネトウヨの言ってることが事実なら、リアルな統計
でも結果に反映なきゃおかしいですね。
 
まさかネトウヨだけ除けて調査してるわけじゃないでしょうし、
むしろこうした調査にこそネトウヨは胸を張って答えなきゃ
おかしいのに見事に反映されない。
 
しかし、ここにネトウヨの真実が見えてきます。
 
例えば先日の、民進の辻元議員を糾弾するデモをするのに
ネトウヨに募集をかけたところ、たった7人しか集まらな
かったのは前に書いたとおりです。
 
都議会議員選挙でも、圧倒的に都民ファーストに差をつけ
られて安倍自民は負けています。
 
つまりネトサポもネトウヨも存在はしても、リアルに影響を
与えらるほどの勢力ではないということになります。
 
僕の知人にもネトウヨは数名いるので存在するのは確かです。
 
ただし2通り存在して、一つはプロ市民いわゆる業者ですね。
 
僕の元居た広告代理店の同僚などがそうで、他にも下のよう
に数多くの業者が存在します。
 
株式会社アノン世論調査センター
武蔵エンジニアリング株式会社
株式会社ホットリンク、
ピットクルー株式会社
NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション
ソーシャルリスニング
(情報収集・分析)。
http://www.nttcoms.com/page.jsp?id=2032
 
ただし一人で何十人もの役を兼ねるのでリアルでは動けない
欠点があります。
 
もう一つは、上辺の強さに憧れ、強い者を持ち上げることで、
自分まで強くなったように錯覚するネトウヨです。
 
つまり虎の意を借りる落ちこぼれ組で、どこの会社の部署でも、
学校のクラスでも必ず数名はいる、やっかい者です。
 
自分が先頭に立って戦うのは嫌でも、兵器や武器を持った
組織どうしが、敵と味方に別れての戦いを煽るのは大好きです。
 
経済観念もないので日本の防衛費が上がるのも大好きです。
 
この好戦的な連中に目をつけたのが電通と政府で、ネトウヨ
勢力を増やして利用するため、森友で教育勅語を復活させる
つもりが失敗しました。
 
そこで、
 
防衛省 概算要求5.2兆円“過去最大”に 
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20170822-00000038-nnn-pol
 
など、ご機嫌取りをしたり、
 
最近ではケントギルバートなどに、放送厳守を求める視聴者の会を作らせて、読売新聞、サンケイに一面広告を出させたりしてネトウヨを喜ばせています。
 

https://www.fastpic.jp/images.php?file=4457201862.jpg
 
前にも書いたように、前川氏と違って加戸氏はリクルート事件での
賄賂で失職した人物で、しかも昔話を延々と2時間喋った内容を全て
放送できるわけがないのです。
 
しかも中継では全部放送してるんですから何が不平等ですか?
 
もちろん、これも電通マスコミ得意のプロレスごっこです。
 
ちなみにケントギルバートは元々憲法擁護派のタレントで、昔
「レクソール・ショーケース」という健康食品や化粧品などを
扱う連鎖販売取引企業、つまりマルチ商法を広めようとして
失敗した経緯があります。
 
金儲けになるなら何にでも手を出す金の亡者みたいな人物で、
今は歴史修正主義、安倍首相礼賛発言が金になるからやってる
だけですね。
 
もう一人、高須クリニックの高須克弥もネトウヨの機嫌をとる
ために大失敗をしています。
 
「ナチスは偉大」 
 
と何回もナチス礼賛発言をしたために、
 
オランダ公共放送局特派員がTwitterで高須の発言を英語で拡散
して、SWC(ユダヤ人組織サイモン・ヴィーゼンタール・センター)
が、高須の免許剥奪要求をする事態にまで発展しています。
http://www.jpost.com/International/Leading-Japanese-surgeon-urged-to-step-down-for-praises-of-Nazism-503213
 
この人も安倍政権下でなかったら、ここまで逸脱することは
なかったと思います。
 
ネトサポやネトウヨがいくら拍手喝采をしようとも、何の役に
も立たないことを身をもって知ることになるでしょうね。



(以下、雑感)

 『後方支援』というのは、実は兵站軍事活動のことでもあり、
 後方支援の補給部隊などは真っ先に攻撃対象になるのが軍事の常識。
 自衛隊と区別して(一般の若者たちを動員する『徴兵制』を踏まえ)
 微妙に誤魔化して若者たちの意識調査をするあたりが実に姑息。

 物資の輸送くらいだったら参加してもいい・・その補給路が空爆の 
 対象になる(かつてなった)ことに思いが廻らない現代の子供たち。
 政府の行為で再び戦禍を招くことのないよう外交努力をするでもな
 く、いたずらに戦争危機を煽り、ISテロには自ら挑発までした実に
 下等でくだらない政府宰相のもと、一億総動員で「戦争できる国家」
 に戻したいという意図や思惑が代弁質問に滲み出てくるようですね。

 国連では日本は未だ『敗戦国』の扱い。つまり日本は米国に侵略され
 た植民地のまま現在に至っているのが現実(事実上、明治維新から、
 英国の侵略を許して莫大な借金をしょい込んだのが長州政権の真相)
 故に『侵略されたら』などという意味さえ奴隷犬自身が良く分かって
 いないのでは()?

 なにしろ、安倍官邸に骨の髄まで侵略されきっているアベサマ翼賛の
 犬HKこそ権力との戦い(精神戦)を放棄している張本人ですから。
 『NHK放送局の人たちは、腐った権力の侵略に抵抗しますか?』
 とでもアンケートをとって、是非、公開してほしいものですがね。

 国内の腐った権力と戦わないどころか、虎の威を借る女狐のように
 常に迎合翼賛して「うまい汁にありつく」ことしか考えない卑怯者で
 弱虫な腰抜けどもがネトウヨであり、ネトサポの正体でしょう。
 頭の悪い貧弱な連中には、実戦に向かう精神の強さもなければ、
 屈強な度胸も判断力も、そもそも持ち合わせてないってわけです。

 国内で悪辣な為政者連中の不正を排除すらできない腰抜け日本人が
 異国の侵略をどうやって払いのけられるというんでしょうね? 
 卑怯な安倍ネトウヨやネトサポは、お国のために死ねますかね?
 自腹さえ切れない、無責任な嘘つきのために犠牲になりますか?
 
 まあ、ひたすら下品な()彼らにできることといえば、
 強そうなものに抱き着き、弱そうな立場のものを徹底的に見下し、
 罵詈雑言と都合のいい曲解とクチマネで相手をイビリ倒しながら 
 快感を得て威張り散らすことくらいでしょうね。

前川前文科次官が激白 明治日本の産業革命遺産は〝無理筋〟お友達案件(by 日刊ゲンダイ)

2017-09-02 03:53:11 | 言いたいことは何だ
  2017.9.12分前

その他

前川前文科次官が激白 明治日本の産業革命遺産は〝無理筋〟お友達案件
私が経験した【安倍政権】「もうひとつの国家の私物化」 2015年に世界文化遺産に登録された「明治日本の産業革命遺産」の選定過程でも〝総理のご意向〟が働いていた(日刊ゲンダイ)


政府演出の北朝鮮ミサイル「大騒動」の裏に何があるのか

2017-09-02 03:39:01 | 言いたいことは何だ

政府演出の北朝鮮ミサイル「大騒動」の裏に何があるのか




 29日の早朝、北朝鮮が太平洋に向けて中間弾道ミサイルを試射した件では、事前に察知していた安倍政権がJアラートを鳴らし、大平洋に着弾した後も、ミサイルの軌道から700キロも離れたところの新幹線や電車を止めました。
 TVは一斉に大事件が起きたと報じ、NHKに至っては6時過ぎから10時過ぎまで延々と4時間もその話題を引っ張りました。しかし報じるべき内容は殆どなかったので、同じことを延々と繰り返すしかありませんでした。
 安倍政権のこの大騒ぎは、この際北朝鮮の脅威を煽り政権の浮揚に繋げたいとする意図が見え見えで、当然国民からは大ブーイングを受けました。

 その一方で、ダイヤモンドオンライン(2017.8.31)には早くも 呑気にJアラート批判の日本人は日米開戦前夜にそっくりだ」 とするノンフィクションライター窪田順生氏の記事が載りました。
http://diamond.jp/articles/-/140441?utm_source=daily&utm_medium=email&utm_campaign=doleditor 
 記事の書き出しは
 〈「Jアラートは意味がないなど、北朝鮮のミサイルに対する政府の取り組みを批判する声が数多い。テレビでは専門家たちが本気で攻撃してくることはないと解説をするなど、ミサイル着弾はないと信じている日本人が多いからだろう。しかし、現実はそんなに甘くないかもしれない ・・・ 
となっています。

 しかしこれまで政府主催して各地で行った避難訓練は、結局、小学校や体育館に頭を抱えて逃げ込むだけのもので、『永続敗戦論』の著書を持つ白井聡京都精華大講師が寄稿した26日付神奈川新聞の記事の
なぜそんな無意味なことを政府は国民にさせるのか。そこに別の意味があるからだ。戦時中、竹槍でB29を落とす訓練に「そんなのは無意味だ」などと言おうものなら、「お前は何を言っているんだ。非国民だ!」と爪はじきにされた。いま行われている弾道ミサイル避難訓練はこの構造とよく似ている。つまり不合理に屈する国民を生産するという社会的効果がある〉
という主張の方がよほど説得力があります。

 日刊ゲンダイが電子版に「常軌を逸した北朝鮮ミサイル騒動の裏に何があるのか」という長い記事を載せました。記事は上・中・下に分かれ、このうち「上」のみが閲覧できるようになっています。
 幸い「中」の部分が「阿修羅」に掲載されましたので、以下に「上・中」を紹介します。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
常軌を逸した北朝鮮ミサイル騒動の裏に何があるのか<上>
日刊ゲンダイ 2017年8月30日
まるで空襲警報だったJアラートは恐怖を煽るだけが目的なのか
 朝早くに鳴り響いた「ウォーン」という警報音に、多くが異様な気配を感じたはずだ。
 29日午前6時2分、北朝鮮が弾道ミサイルを発射したのを受け、政府は北海道など12道県のJアラート(全国瞬時警報システム)を作動。自治体の防災無線の他、携帯電話に緊急速報メールが流された。テレビ各局の画面も一斉に切り替わり、アナウンサーが屋内への避難を呼びかけるコメントを繰り返す。6時10分すぎにNHKが流した速報は、「北朝鮮からミサイルが東北地方の方向に発射されたもよう」。その後、ミサイルが日本上空を通過したことが伝えられたが、まるで日本列島を直撃する「空襲警報」かというような緊迫感だった。

 だから住民がパニックになったのも無理はない。北海道警には「どこへ逃げればいいんだ」という110番が90件以上あった。新幹線や在来線は一時運転を見合わせ。自治体は大わらわで、休校にする学校も相次いだ。
 だが、Jアラートからミサイル上空通過までわずか5分、襟裳岬東約1180キロの太平洋上に落下するまで10分。そんな短時間に避難などできるわけがない。「地下に行けと言われたって、この辺りは地下がない」「頑丈な建物へ逃げようと山形県庁に行ったが、入れてもらえなかった」という冗談みたいな光景が各地で展開された。政府は全国でミサイル避難訓練を行ってきたが、これが現実なのである。

 北朝鮮のミサイル強行発射はとんでもない。しかし、ミサイルは日本列島上空を通過しただけであり、人的物的被害は一切出ていないのに、テレビも交通機関も自治体も大騒ぎしすぎじゃないのか。
「日本国内が過剰に反応すればするほど、北朝鮮の思うツボですよ。騒ぎを起こして、世界に見せつけようというのが北の狙いなのですから。それに、国民が不安を感じざるを得なくなってしまったのは外交・安保政策の失敗にあるのに、安倍政権は不安を煽って対外緊張を支持率回復につなげようとしている。ひどい話です」(政治学者の五十嵐仁氏)
 常軌を逸した反応は、そんないかがわしい安倍政権を後押しすることになるだけなのである。

米朝の戦争に首を突っ込んで、ついに脅しの標的にされるアホらしさ
 ミサイル発射後、官邸でぶら下がり会見を行った安倍首相は「わが国を飛び越えるミサイル発射という暴挙は、これまでにない深刻かつ重大な脅威である」とイキリ立った。過去にも北朝鮮のミサイルが事前通告なく日本上空を通過したことはあるのだが、今回の脅威はレベルが違うと言わんばかりだ。
「そもそも、北朝鮮が見ているのは米国の反応だけです。もし、本当に日本に対してミサイル攻撃を仕掛けてきたとしたら、北朝鮮にそんな行動を許した日本外交の大失敗ですよ。なぜ米国や韓国ではなく、日本が真っ先に標的にされなければならないのか。それだけで内閣総辞職ものの責任問題です」(元外交官の天木直人氏) 

 北朝鮮が米国を敵視するのは分かる。1953年、米国を主体とする国連軍と北朝鮮・中国軍との間で休戦協定が結ばれて60年以上が経つが、まだ朝鮮戦争は終わっていない。停戦状態にあるだけだからだ。
 米朝が交戦状態になれば、在日米軍基地が攻撃対象になる可能性はあるが、本来は日本が軍事攻撃の標的にされる理由はない。米朝の戦争に首を突っ込んで、脅しの標的にされるなんてアホみたいな話なのである。
 ところが2年前、安倍は「米国の戦争に巻き込まれることは絶対にありえない」と言って、集団的自衛権の行使を可能にする安保法を強行成立させた。同盟強化の名のもとに米軍との一体化が進めば、日本がミサイル攻撃の標的になるリスクは高まる。自分で危機を招き入れておいて、ミサイルが上空を通過するとJアラートを鳴らして大騒ぎ。この裏にはどんな狙いがあるのか、気づく必要がある。

北朝鮮がこのタイミングで様々な強硬手段に出ている理由
 北朝鮮は今年になって13回も弾道ミサイルを発射しているが、特に最近、その攻勢を強めていた。
 7月にはICBM(大陸間弾道ミサイル)「火星14号」を2度発射し、今月9日には、米領グアム沖への「火星12号」の発射計画を発表。21日から米韓合同軍事演習が始まると、「火遊びする愚か者の行動を黙って見ているだけではない」と警告。26日には日本海に向けて新型多連装ロケット砲弾3発を発射した。そしてわずか3日後に弾道ミサイル「火星12号」の発射を強行したのである。

 なぜ、北はこのタイミングで立て続けに強硬手段に打って出るのか。
 元韓国国防省分析官で拓殖大学国際開発研究所の高永テツ客員研究員はこうみる。
「金正恩朝鮮労働党委員長の暴走のように見えますが、優秀なコンサルタントがいて、北は“一石三鳥”とも言えるシタタカな戦略を持っています。米韓合同軍事演習への牽制、先軍節など記念日に合わせた国威発揚、確実に進化している技術力の誇示です。先月28日深夜の火星14号はロフテッド軌道で、米本土までの射程を示した。今回は通常軌道では難易度が上がる大気圏再突入にも成功したのです。北には焦りがある。国内には韓国などからの情報が流入していて、金正恩体制に疑問を抱く国民が現在3割近くに上ります。北はオバマと違ってトランプなら挑発に乗ってくると踏んでいます。米国からの攻撃をギリギリ避けながら挑発を繰り返し、この機に米朝交渉まで持っていこうという算段です」
 北は着々と歩を進めているというわけである。


常軌を逸した北朝鮮ミサイル騒動の裏に何があるのか<中> 
日刊ゲンダイ  2017年8月30日
阿修羅 投稿者 赤かぶ 日時 2017年830より転載)
バカの一つ覚え、制裁強化では1ミリも解決に動かないだろう
 弾道ミサイル発射を受け、米国のトランプ大統領と電話会談した安倍は「北朝鮮に対し、圧力をさらに強めていくということで日米は完全に一致した」という。国連の安全保障理事会に対しても、緊急会合を要請。国際社会に制裁強化を求める方針だが、それで何かが劇的に好転することは考えづらい。
 なぜ、国際社会から制裁を受けても、北朝鮮は核・ミサイル開発をやめないのか。その狙いはハッキリしている。現在の金正恩体制を維持することだ。核保有への思いを強めたのは、イラクのフセイン政権が米国の先制攻撃によって崩壊したことが最大の理由だとされる。
「北朝鮮は、核開発がイラクの二の舞いにならないための『強力な抑止力』だと主張している。核開発や軍事挑発を本気でやめさせようと思うのなら、米国との直接対話しかありません。平和協定交渉の過程で核凍結を受け入れる可能性はありますが、制裁措置などの強硬策に対して軟化したことは一度もない。米国内でも、制裁強化では何も解決しないという意見が主流になっています」(元外務省国際情報局長の孫崎享氏)

 ところが、25日付の日経新聞は「日本狙うミサイル・拉致、米朝対話で置き去り?」と題し、米朝が軍事衝突を回避して対話による問題解決に向かうことは<日本にとって望ましい結果になるとは限らない>と書いていたから驚く。米国が対話路線でICBMの脅威を取り除いても、日本を射程に収める中距離ミサイルは残る。拉致問題と核・ミサイル問題の同時解決を主張してきた日本の立場も弱くなる。<こうした置き去りリスクが起きないよう日本は米国に思いとどまらせることができるのか>というのだ。じゃあ、対話によらない解決を望むというのか? 衝突が起これば、被害を受けるのは日本だ。平和的な対話交渉に反対するなんて、あまりにバカげている。制裁強化で北朝鮮を孤立化させたところで何も解決しないのだ。

9日に北は核実験をするのか
 9月9日は北朝鮮にとって1948年に共和国樹立を宣言して独立した建国記念日だ。昨年のこの日、北は過去最大の爆発規模の核実験を行っている。米韓合同軍事演習の終了直後だった。今年も9日に、6度目となる核実験を強行するのだろうか。
 すでに兆候はある。韓国の情報機関、国家情報院(NIS)は28日、北東部・咸鏡北道吉州郡豊渓里の核実験場で核実験の準備が整っている可能性があるとの見方を示した。2番トンネルと3番トンネルで核実験を実施する用意を完了し、昨年、掘削作業が止まっていた4番トンネルについても、建設工事の準備が進められているという。

 前出の高永テツ氏が言う。
「9月9日その日か、もしくは朝鮮労働党創建記念日の10月10日までの期間に核実験が行われるのは、ほぼ確実と言っていいでしょう。昨年行っていますので、今年見送るとメンツが立ちません。それに、昨年の実施から1年、核実験をしていない。その間、技術的にも大きく向上している可能性が高い。核技術をアピールしたいと考えるのが自然です」
 北の狙いが米国を交渉のテーブルに着かせることである限り、挑発をやめることはないということか。

国民全体が戦争ムードに踊らされているが、これは冷静な判断能力を失わせるための洗脳ではないのか
 29日の大騒ぎは過剰と言うしかないが、それでなくても既に日本列島は、各地で政府主催の避難訓練が開催され、“戦時ムード”が醸成される異常な状態にあった。だが、訓練なんて、小学校や体育館に頭を抱えて逃げ込むだけ。実際、きのうのJアラートに対して、多くの住民が「どうしようもなかった」「避難のしようがなかった」と口を揃えていた。

 なぜそんな無意味なことを政府は国民にさせるのか――。京都精華大専任講師(政治学)の白井聡氏の神奈川新聞(26日)への寄稿が興味深い。
〈そこに別の意味があるからだ。戦時中、竹槍でB29を落とす訓練に「そんなのは無意味だ」などと言おうものなら、「お前は何を言っているんだ。非国民だ!」と爪はじきにされた。いま行われている弾道ミサイル避難訓練はこの構造とよく似ている。つまり不合理に屈する国民を生産するという社会的効果がある
 訓練を繰り返す中で、国民は「とにかく頭を抱えてミサイルから身を守るべきなのだ」としか考えられなくなり、冷静な判断を失う。それが政府の目的なのではないのか。洗脳である。だが、思考停止してしまったら、いつか来た道になりかねない。

 あらためて白井氏が言う。
「安倍首相は今回のミサイル発射について、『これまでにない深刻かつ重大な脅威』と言いましたが、北朝鮮のミサイルが日本列島を越えたのは既に5回目です。日本への直接攻撃でもなく、今さら驚くことでもない。それなのに、なぜこんなに危険が高まっているかのようなムードになるのか。それは、安倍首相が日米同盟を強化してきたからです。朝鮮戦争は休戦しているにすぎないので、北朝鮮は米国に対抗するために核とミサイルの開発をやめない。そんな中で新安保法制を制定し、安倍政権は『日米同盟を強化すればより安全になる』と言ってきましたが、現実はその逆でした。国民は頭を抱えて避難するだけでは、何の解決にもなりません」
 安倍政権のドス黒い野望を見抜かなければならない。



水で走る車でロスからNYで走ったら殺された

2017-09-02 03:31:44 | 言いたいことは何だ
イメージ


水を電気分解すると、水素と酸素が生まれます、水素は爆発します、石油支配層は100年以上前から、石油以外のエネルギー発明者を殺人しています、天才発明家であるテスラ氏を潰して商売人のエジソンを歴史上の英雄にしたてあげたのはこの人を殺害した人たちです、彼らの支配国である日本は現在も石油を買わされ続けています、逆に彼らと見切りをつけた中国の方が先に電動バイクだらけの国になっています、日本は遅れているのではなく、新技術を潰されているのです。


偽装社会 普及したら支配者が困る話 水をガソリンの代用で走る車
 83ℓでロサンゼルスからニューヨークまで走行するニュース