令和4年9月8日(木)
広島市佐伯区“キノコサークル”出現!何だこれは?
広島市佐伯区岡ノ下緑地、突然目の前に現れたナゾのキノコ。「キノコサークル」数人が観察している。2022. 9. 8撮影。
Wikipediaフリー百科事典より
菌輪
(きんりん)とは、キノコが地面に環状(あるいはその断片としての弧状)を
なして発生する現象、あるいはその輪自体のことである。菌環(きんかん)とも呼ばれる。
英語では "fairy ring"、"fairy circle"、"elf circle"、"pixie ring" など
「妖精の輪」と表現される。
発生
菌輪が形成される仕組みについては二つの説がある。
一つは、胞子が着生・発芽した地点から菌糸が放射状に伸び、古くなった
中心部分から順に死滅していくことで周縁部分が環状に残る、というものである。
そして気温や地温・水分・光などの条件が整うと、地中の菌糸から子実体が
形成され、再び胞子が放出される。
二つ目の説は、日本におけるマツタケの生態調査の成果をもとに提唱された
ものであり、菌輪はキノコの楕円形のコロニーが繋がってできたとするものである。
このコロニーの連なりが弧や円を形成すると、コロニーは同心円状に拡大してゆく。
菌輪は基本的なリング状をなす以外に、弧や二重弧・鎌型・その他の複雑な
形状を成す。菌輪を形成するキノコはおよそ50種であると言われている。
ヨーロッパ諸国では色々な神話や民話伝説が残っている。
菌輪は妖精の世界への入り口であり、別の場所や過去・未来へ行き来できる扉で
あると解される場合もある。また、肌が荒れるという迷信から、
若い女性は菌輪の草の露に触れてはいけないと言われる地方もある。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます