おはようございます。手焼きせんべい風林堂 酒井浩です。
すっきり晴れた朝、次第に冷え込みも厳しくなって来ますね。 今日は、醤油せんべいを大中小三種類、粒米入りおにぎりせんべい、カレーを2種など焼きました。昨夜塗った砂糖と抹茶糖煎餅も出来上がります。写真は、おせんべいのパッケージにはつきものの、乾燥剤です。
乾いた食品のパッケージなどでよく見かける乾燥剤、その正体は数種類あると言われていますが、最もポピュラーなのは、石灰乾燥剤とシリカゲルですね。前者は、砕いた石灰岩を通気性のある小さい袋に詰めたもので、大概白い袋状の形をしています。一方シリカゲルは科学的に生成されたもので、小さいボール状で。透明と青粒が見られるのが一般的ですね。
乾燥剤の性能を決める要素は3点あり、吸湿速度、吸湿力、吸湿容量と言われています。これらの能力と、コストのバランスを考え、米菓には石灰乾燥剤が多く用いられます。
石灰乾燥剤は、吸湿すると化学変化を起こし、消石灰へと変わり、外見的には袋がふくらんできて再利用はできません。パッケージを開封され、乾燥剤をご覧になったとき、まだつぶつぶしていたら吸湿能力を保っていますから、別のところに転用できますね。一方シリカゲルは、使って吸湿した後でも、ゆっくり加熱してやることで、湿気を放出するので、再利用が可能になります。今度乾燥剤を手にされた際には、こんな話を思い出して、再利用されたら資源の有効活用にもなりそうです。
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