花日和

恋ひわび しばしも寝ばや 夢のうちに 見ゆれば逢ひぬ 見ねば忘れぬ

夢回唐朝 其之二十八(中編)

2022年03月06日 | 譚耀文
《 夢回唐朝 》 第28集(中編)

牢に入れられた簫淑妃は 「皇上に会わせて!」 と叫んでいたけど

牢番にも冷たくあしらわれてザマミロだ



そして媚娘がお寺にお参りしていると、柳儿が慌ててやって来て

「皇上がめまいを起こして倒れました」 と報告したので、急いで戻って王公公に話を聞くと

朝早くから節儿がやって来て 「母を助けて!」 と騒ぎ

なだめても聞かないで大声で泣き叫んだので、皇上は持病の頭痛を発症してしまったらしい...



媚娘の顔を見て 「私は一国の主なのに、自分の子の面倒も見れないなんて情けない」

とベソをかいて落ち込む皇上...も~デリケートな甘えんぼさんなんだから~



皇上を慰めた媚娘は 「簫淑妃を大目に見て差し上げたら?」 と、心にもない事を言い

皇上が 「人を呪う行為は死罪だと先祖代々の法で決まっている!背くわけにはいかない」

と話していると、部屋の外から 「母を助けて!母に会いたい!」 と泣く節儿の声が聞こえたので

媚娘が出て行って 「節儿泣かないで」 と優しくなだめ



その様子をカーテンの陰から見る皇上...



でも、全ては慈悲深い所を皇上に見せる為のお芝居だったみたい...



媚娘が、皇上が節儿の様子に心を動かされて簫淑妃を赦すかもしれない...と考えていると



そこに弟くんが来て 「皇上は簫淑妃を赦免したいと思ってるようだが

大唐の法律に背く訳にいかず悩んでるようだ」 と、媚娘の考えと同じ事を言ったので

媚娘は 「ひとつだけいい方法があるわ!立后よ!」 と提案

(※ 皇上が新しい皇后を立てると、天下に恩赦を与える事が出来るらしい)

その頃、簫淑妃派の潘大人と褚大人は、皇上に簫淑妃の赦免を訴えていて



「ここで妃を殺せば民は皇上を暴君と呼ぶでしょう...でも赦せば天下に徳を示せるでしょう」

と必死で説得していたけど...

皇上は 「大唐の法に背く訳には行かない!出て行け!」 と、2人の大臣を追い返してため息



そこに媚娘が来て 「大唐の法に触れずに簫淑妃を救う方法があります!立后です」 と言うと

皇上は 「でも君は簫淑妃を恨んでるんじゃないのか?」 って言ったけど

媚娘は 「簫淑妃は許せないけど、私も人の親...節儿を悲しませたくないの」 とイイ人ぶって



感激した皇上は媚娘をハグ~

でも、皇上の見えない所で思い通り事が運んでしてやったりの顔の媚娘



媚娘...最終回に向けてどんどん腹黒になって来てるな~
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