「ああ・・・まるで、犬のようじゃ・・・」
陽道に手をつかされ織絵は四つん這いになった。
その織絵の後ろから陽道が己の物を突き入れてくるのである。
「ならば、わう、と、言うてみい」
「ああ」
好きな様に腰をくねらせ、
それでも、足らず言葉の綾でも織絵を弄っているのである。
が、
「あ、ああ・・わう、おお・・・わう」
織絵は喘ぎの中から、吼えてみせる。
「ほっ、良いか?」
下を向いて落ちるかと思うほど豊満の胸の先も
くっと堅く膨らんでいる。
それに手を延ばし指の先で弄り回すと
陽道は更に大きく腰を揺すらせた。
「あ・・あん・・・ああ・・・」
織絵の声が切なく、喘ぎを訴えると
「好きじゃのう・・・これがそんなに良いか?」
と、ずぶりと引きぬいてしまうに、織絵は
「あ、厭じゃ・・早う。入れくりや」
と、ぐうと尻を押し付けてくる。
「ふ、あはははは」
陽道が織絵を蹂躙しつくし、
織絵はすでにその陽道の物に飼い慣らされている。
「いれてやるわ」
少し腰を伸ばして透明な粘りの出てくる場所に
己の物を宛がうとぐうと付くだけでするりと呑みこんでしまう。
そうしておいて陽道は、動こうとしない。
織絵は肉棒の動きが欲しゅうなって自ら動き始めた。
「持ちませぬに・・・待ちませぬに・・
はよう、蠢かしてくれませ・・・はよう」
己の中に疼いてくる物に負けて自ら動く事が辛くなってきている。
「ああ・・ああ、良い・・・」
陽道が動き出すと織絵はじっとそれを受けていた。
「あ・・ああ・・・良いに。ほんに、良い」
「織絵。わしの女はお前だけじゃ。よいの」
「あ・・あ・・は・・はい」
織絵は鉄斎の一人娘であった。
あったというには理由がある。
織絵はすでにこの世の者でない。
そうなると陽道に嬲られている織絵が
何者であるかという事になる。
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