起き上がる

生活やビジネスの中で、誰しも失敗はあるものだ。
そして、失敗をすると落ち込んでしまう。
さらに、どうかすると、次の一歩を踏み出すことができなくなってしまうことさえある。
だが、そんな時にも、ちゃんと言葉が用意されている。

◆大切なのは倒れるかどうかではなく、起き上がるかどうかだ
　これは、アメリカンフットボールのコーチのヴィンス・ロンバルディの言葉だそうだ。

　赤ちゃんが歩き方を学ぶ様子を観察してみよう。
　初めて歩くようになると、何度も倒れるはずだ。
　泣くこともあるが、すぐに泣き止んで再挑戦している。
　自分の足で歩いて世の中を探検したいという衝動が、赤ちゃんをかり立てるのだろう。

　なぜ大人になると、その積極性が失われるのか。
　我々は、失敗するたびに落胆し、やっぱりダメだ、と思い込んで次の一歩を踏み出すのをためらっていないか。
　たしかに挑戦すれば失敗する可能性がある。
　しかし、あなたはかって、粘り強く努力して歩けるようになったはずだ。
　そんな経験を思い出して、再度挑戦してみてはどうか。

　たしかに。
　時には失敗して傷を負うかも知れない。
　しかし、「死ぬこと以外はかすり傷」なんて言葉もあります。
　さあもう一度。