勤め先が倒産し、再就職先でトップに忠誠を尽くすもトップが失脚、転勤を余儀なくされる。
履歴書を用意し、元同僚とも連絡をとりながら実績の証人になってもらう。
まるで現代のサラリーマンと同様なのだが、これは戦国時代末期から江戸初期の武士の事だという。
400年前にもあったサラリーマンの悲哀である。
桜井武兵衛なる武士の履歴書を産経新聞が伝えてくれた。
◆サラリーマンの悲哀、ある武士の生涯
元々は北条氏に仕えた桜井武兵衛は、北条氏滅亡後は徳川家康の息子の一人結城秀康に仕えたという。
この新たに仕えた藩主に重用されたものの藩主が改易され、国替えになった後継者のもとで再々出発を図った。
そのたびに、自らの戦功を書き連ねた履歴書を用いていたという。
現代のサラリーマンにも通ずることが多いと感じられる。
例えていえばこうだ。
父親の代から勤めていた勤務先が倒産し、再就職先で苦労を重ねる一方、元同僚とも連絡を取り合い、証人になってもらう。
さらに苦労してやっと決めた再就職先ではトップが失脚。
その後、転勤を重ねながらも、新しい雇用主に忠誠を尽くしていく。
つまるところ、400年たっても勤め人の苦難や悲哀は変わってはいないということらしい。
武士がサラリーマンだったというのは意外でしたが、考えてみればその通りです。
そして、何百年間にもわたり、この使用者と被雇用者という関係は続いてきたのですね。
感慨深いと同時に、あきらめ感も湧き上がってきます。
ではどうする?
どうもできませんよね。
履歴書を用意し、元同僚とも連絡をとりながら実績の証人になってもらう。
まるで現代のサラリーマンと同様なのだが、これは戦国時代末期から江戸初期の武士の事だという。
400年前にもあったサラリーマンの悲哀である。
桜井武兵衛なる武士の履歴書を産経新聞が伝えてくれた。
◆サラリーマンの悲哀、ある武士の生涯
元々は北条氏に仕えた桜井武兵衛は、北条氏滅亡後は徳川家康の息子の一人結城秀康に仕えたという。
この新たに仕えた藩主に重用されたものの藩主が改易され、国替えになった後継者のもとで再々出発を図った。
そのたびに、自らの戦功を書き連ねた履歴書を用いていたという。
現代のサラリーマンにも通ずることが多いと感じられる。
例えていえばこうだ。
父親の代から勤めていた勤務先が倒産し、再就職先で苦労を重ねる一方、元同僚とも連絡を取り合い、証人になってもらう。
さらに苦労してやっと決めた再就職先ではトップが失脚。
その後、転勤を重ねながらも、新しい雇用主に忠誠を尽くしていく。
つまるところ、400年たっても勤め人の苦難や悲哀は変わってはいないということらしい。
武士がサラリーマンだったというのは意外でしたが、考えてみればその通りです。
そして、何百年間にもわたり、この使用者と被雇用者という関係は続いてきたのですね。
感慨深いと同時に、あきらめ感も湧き上がってきます。
ではどうする?
どうもできませんよね。