歳を取ると昔のことが思い出されるものだ。
そしてそんな昔のことでも特に、悔しい思いが蘇ってくるものだ。
それは人により異なるが、配偶者の浮気だったり、仲間の裏切り、仕事の失敗、人生の岐路での自らの選択等があるようだ。
そんな時に、心を安定させる秘訣を精神科医が教えてくれた。
◆心を安定させるためには、悪いことより良いことを考える
いまさらどうすることもできないのに、そんなことばかり考えるのはつらいことです。
打ち消そうと考えるほど、そのことが蘇ってしまいます。
そんな時には、「脳」の特性を利用すべきです。
「脳」は、同時に二つのことを行なったり、注意を向けるのが苦手なんです。
過去の悪い感情に囚われている人は、忘れようという思いが強いためにかえってそこに注意が向き、どんどんつらくなってしまうのです。
忘れようとするのではなく、ほかのことに目を向けるのが正しい方法です。
つまり、記憶を消すのではなく、新しいことを上書きしていくのです。
目の前の楽しいことに意識を向ければ、自然に過去の嫌なことは忘れ去られるものです。
「過去にしっかりと向き合って克服する」という方法もありますが、お勧めしません。
面白いことや楽しいことをどんどん続ける方がはるかに易しいからです。
→なるほど、これは役に立ちそうです。
おいらも、易しい方法を続けようと思います。