工房アパート時々倉庫

仕事半分、趣味半分。

赤城のミュージアムへ

2011年10月29日 | 旅行記

●実は、先週の日曜日は赤城のふもとにある

アート・ミュージアム赤城へ行ってきました。

Dsc06524

●上毛新聞を見て、この原田龍弘さんという方が

油絵だけでなく額も一緒に作る作家さんだというので

絵もさることながら、いったいどんな額を作っているのか

興味があったので見学にいってきました。

Dsc06525

●外観はこんな感じです。レンタルギャラリーなのだと思う

のですが、よく名前だけは聞くので気になっていたのですが

なかなかこじんまりした落ち着いた感じのギャラリーでした。

肝心な絵と額の写真も載せたいのですが、そこはぐっと

こらえてしかりと頭の中にしまいこんで来ました。ほとんどが

木質の額でしたが、ひとつひとつ手作りなので「世界で一つ」

だけの雰囲気が出ていておもしろい展覧会でした。これから

の額作りにも参考になりました。


広瀬川をブラブラ

2011年09月01日 | 旅行記

●昨日の続きです。広瀬川美術館を出てから

まだ時間があったので、大雨で増水した広瀬川

を前橋文学館方面へ・・・。

Dsc06075

●「ブラタモリ」に「チイ散歩」、「モヤモヤサマーズ」

など、テレビでも「街歩き」ものがはやっていますが

ワタシも嫌いではないので、結構近場でブラブラして

います。本日まず発見したのはこの公衆トイレ。

Dsc06082

●広瀬川に合っているのかいないのか、とにかく超

モダンな「建築」にびっくり。もう夕暮れでうす曇りでも

けっこう白いのだから、晴れの日の昼間なんてもっと

「真っ白白すけ」なのではないのかと思いつつここで

小用を・・・。そして出てきてからトイレの出入り口の

ピクトサイン(絵文字のことです)を見てうっとりです。

Dsc06083

●これまた、なんと優しい感じのピクトサインだこと。

男用と女用の建物の真ん中に引き戸で入れる身障者

用のトイレのマークがこれです。あまりにもすばらしい

ので、思わずパチリ。場所が場所だけにあまりやたらと

写真を撮っていると変質者に間違われそうなので・・・。

Dsc06086

●次に出会ったのがこの裸の少年。川のポケットパーク

のような所にいました。なぜか頭にブルーのハンドタオル

がのっていたのですが、雨上がりだったせいかタオルも

少年も濡れたままなので、まるで風呂上りのような状態で

した。

Dsc06089

●最後は広瀬川から県立図書館方向へ歩いていきます。

そして、迷わず昭和レトロの雰囲気の「来々軒支店」へ。

Dsc06092

●このお店のラーメンの特徴はなんと言っても「ドンブリ」

の形です。普通のラーメン丼と違って昔風のやや小ぶりで

深くてとてもかわいらしい丼なのです。あの笑点の菊蔵師匠

(今は菊翁師匠)がこの丼を貰って帰ったとか帰らなかった

とか・・・。お味の方はやはり見たとおりのレトロなラーメン

で、それなりの年齢の方々には懐かしいラーメンだと思い

ます。


広瀬川美術館

2011年08月31日 | 旅行記

●8月26日は第二回前橋「美術館プレイベント」へ

行って来ました。テーマが「近藤嘉男の美術活動」

だったのですが、恥ずかしながら群馬に住んでいて

近藤嘉男の’コ’の字も知らなかったので、まずは

予習の意味も兼ねて元は近藤嘉男のアトリエだった

「広瀬川美術館」へ行きました。

Dsc06071

●これが美術館の外観。後で聞いた話では、この

建物はアトリエと絵画塾と画材屋が入っていた複合

施設だったとのことで、かなりユニークな造りの建物

です。この建物の道の反対側が広瀬川です。

Dsc06077

●撮影禁止の表示もなく誰もいなかったのでパチリ。

二階の展示室の様子ですが、狭い階段が二箇所も

あったり、次の写真のように全面ガラス張りの部屋が

あったり、面白い室内でした。

Dsc06076

●一階は展示室というよりは、昔アトリエだった頃の

名残の品々で溢れかえっている感じでした。これは

これでいいのかもしれませんが、美術館といえるのか

どうか・・・。

Dsc06079

●約30分見学してからこの日の会場の前橋プラザ

元気21へ。予習をしたおかげで、館林美術館長の

染谷さんの講義も大変興味深く聴く事が出来ました。

Dsc06094

●来年には、元西武デパートだったこの前橋プラザが

部分的に美術館に変身するわけですが、広瀬川美術館

同様、末永く市民に愛される美術館になってほしいと思

います。


街中アートin前橋(弐)

2011年08月09日 | 旅行記

●前橋の弁天通商店街のあちこちでこれを見かけました。

Dsc05841

●これは確かカレー屋さんの窓で見かけた看板だったと

思います。気にはなりつつ写真だけ撮ってフラフラ歩いて

いると「マメゼン」というお祭り用品屋さんの店先にもあり

ました。

Dsc05842

●たまたまおカミさんが店の外にいたので、さっそく話し

かけてみました。この「前橋まちなか博物館」という名前

のイベントは最近始まったもので、各店にある昔から

伝わっている「お宝」をそれぞれ紹介しているとのこと。

昔の商店街の古い写真やお店の看板などいろいろある

そうですが、この「マメゼン」さんにあるお宝とは・・・。

Dsc05845

●お店のご主人が集めている「千社札」だそうです。

千社札というとよくお寺の山門などに貼られているものを

想像しますが、写真のとおり千社札というにはあまりにも

綺麗で立派すぎるものでした。おカミさんの話によると

千社札というよりは「交換札」といって、昔の粋な旦那衆

が集まって洒落の効いた自分の札を他人の札と交換して

楽しんだのだそうです。他人と比べるので競って良い物を

作ろうとしたそうで、まさにアートしていました。

Dsc05843

●お店の中にも違った種類の札がたくさんあって、いかにも

お祭り用品屋のご主人のコレクションという雰囲気でした。

出来たら当のご主人にも話を聞いてみたいような気もしました

が、なんとなく話し出したら止まらないような方のような気もして

きたので・・・。何気なく立ち寄ったお店で思いがけずこんなに

スバラシイものに出会えるなんてとてもラッキーでした。


街中アートin前橋(壱)

2011年08月08日 | 旅行記

●前橋美術館「プレイベント」参加前にちょつとフラフラ

弁天通のアーケードをウオッチングしました。

Dsc05834

●○○で町興し的な雰囲気の弁天通ですが、アーケード

の中にいろいろな顔の旗がぶら下がっていると、さすがに

迫力満点です。

Dsc05837

●しかし、この人通りの少なさが旗のデザインをさらに

迫力を増しているような気がしてなんだか残念です。

個人的には小さい頃から「片原饅頭」とそのお店独特

の雰囲気が大好きで、この弁天通の「昔」を知っている

者にとってはちょっと辛い街歩きです。高崎も前橋も

日本全国に郊外型ショッピングモールなどが出来て

しまえばやはり当然の流れでしょうか。

●ちなみに、この日車嫌いのワタシは前橋まで電車で

来ました。帰りは路線バスで帰ろうと思ったら最終バス

はなんと8時台1本でおしまい。せっかく前橋がアートで

がんばっているのに、それ以前にこのような現実が

あることを、ここでも思い知らされました。

---------------------------------------------------------------------

PS - 中之条ビエンナーレの記事が上毛新聞に載って

   いました。涼しくなったら今度はじっくりと作品を

   鑑賞して来たいと思います。

Dsc05858