出会い・8



嬉しい出会い・8

あれ?
コンデンサーの足が?

くまなく、手配線された部品達を眺めていると一箇所、
コンデンサーの足の片方にハンダされた跡がありません。
辛うじて接触している?というような感じです。
少しはびっくりもしましたが、何故か焦りなどはなく、
『こいつ、生きてるな。』と思いました。
きっと40年という長きを過ごしたご主人様から
離れた淋しさからでしょう。

修理したのも良き趣味人です。
完璧なんて求めてませんし、一旦はキチンとどころか気持ち良い音色を聴かせてもらってます。
かえって真面目に回路図とにらめっこする機会に恵まれ、嬉しく思いましたよ。
そうでしょ。完全すぎたら手を出すこともなく、そのまま良い音色を聴くだけ。
『手に入れた』という満足感が達成されたら『飽きる』なんて事態に至る場合もあるかも。
でも、早速にも自分の手が入ることで、愛着が湧くというものです。
久しぶりに自慢の?半田コテの出番です。

さてさてどの方と手をつないでいたのかな?

あ、そうそう
回路図は読めませんけどね。

つづく、、、。
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