野鳥の撮影でどんな望遠レンズがいいのか?

画像上がソニーα7RM5とFE100-400mm GM、画像下がソニーα7RM4とFE200-600mm Gレンズの組み合わせです。
ネットで、FE200-600mm GレンズとFE100-400mm GMレンズを比較した動画があります。
面白いのは、FE200-600mm Gレンズを買った時の投稿ではベタ褒めで、FE100-400mm GMレンズを売ってしまったとなっていますが。
再投稿で、FE200-600mm Gレンズは売ってしまって、二度目のFE100-400mm GMレンズを買ったという動画になっていることです。
そこで、実際にFE100-400mm GMとFE200-600mm Gレンズで撮影した画像を比較してみましょう。
どちらもソニーα7RM5で撮影したものです(トリミングしてありません)。
<それではモデルのサンコウチョウさん、よろしくお願いします>
「あ、これはこの前FE200-600mm Gレンズで撮ってくれたものですね」

「おお、これは新しいFE100-400mm GMレンズで初めて撮影したものですね」

それぞれ別の日に撮影したので撮影条件は異なり(上の画像は光が上部から差し込んでいる)、あくまでソニーα7RM5をフルオートで一番いい画像の比較と捉えてください。
ぱっと見ですが、深度が深いので鳥全体がキレイ、GMレンズの解像度の高さ(特に背中の毛の描写)、明るいレンズである点から、FE100-400mm GMレンズに軍配が上がります。
さらにFE100-400mm GMレンズが有利な点。
・重量が軽くてカメラに装着した時のバランスが良い。
・マニュアルフォーカスのダイヤルが操作しやすい。
・焦点距離の切り替えが野鳥撮影に有利である。
・1mまで撮れるので、目の前にパッと飛び出してくれる野鳥さん大歓迎です。
当たり前ですが、不利な点としては、焦点距離が短いことに尽きます。
200m先の電柱を撮って比較します。
E200-600mm Gレンズ

FE100-400mm GMレンズ

ミサゴが羽を広げたら、電線の横棒の長さになるのでトリミングして比較します。
E200-600mm Gレンズ

FE100-400mm GMレンズ

つまり200m先のミサゴはこの横棒くらいには映るはずです。
こうしてみると、ブログ程度の画像であれば両者にそれほど差は見られません。
自分の好みですが、400mmをAPC-Sで600mmとした時に我慢できる最大距離を示します。
・カワセミやアカショウビンなどの大きさ:15m(好ましくは10m以内)
・チョウゲンボウなどの大きさ:25m(好ましくは20m以内)
・ハヤブサなどの大きさ:50m(好ましくは40m以内)
・オジロワシやオオワシなどの大きさ:80m(好ましくは50m以内)
この距離を超えた時、FE200-600mm Gレンズの方が有利となるでしょう。
したがって、山歩きをするならばFE100-400mm GMレンズ。
車で移動するならば、予備カメラのソニーα7RM4にFE200-600mm Gレンズをセットして、予備レンズとして24mm単焦点F1.4を持っていれば鳥逃しはないはずです。

画像上がソニーα7RM5とFE100-400mm GM、画像下がソニーα7RM4とFE200-600mm Gレンズの組み合わせです。
ネットで、FE200-600mm GレンズとFE100-400mm GMレンズを比較した動画があります。
面白いのは、FE200-600mm Gレンズを買った時の投稿ではベタ褒めで、FE100-400mm GMレンズを売ってしまったとなっていますが。
再投稿で、FE200-600mm Gレンズは売ってしまって、二度目のFE100-400mm GMレンズを買ったという動画になっていることです。
そこで、実際にFE100-400mm GMとFE200-600mm Gレンズで撮影した画像を比較してみましょう。
どちらもソニーα7RM5で撮影したものです(トリミングしてありません)。
<それではモデルのサンコウチョウさん、よろしくお願いします>
「あ、これはこの前FE200-600mm Gレンズで撮ってくれたものですね」

「おお、これは新しいFE100-400mm GMレンズで初めて撮影したものですね」

それぞれ別の日に撮影したので撮影条件は異なり(上の画像は光が上部から差し込んでいる)、あくまでソニーα7RM5をフルオートで一番いい画像の比較と捉えてください。
ぱっと見ですが、深度が深いので鳥全体がキレイ、GMレンズの解像度の高さ(特に背中の毛の描写)、明るいレンズである点から、FE100-400mm GMレンズに軍配が上がります。
さらにFE100-400mm GMレンズが有利な点。
・重量が軽くてカメラに装着した時のバランスが良い。
・マニュアルフォーカスのダイヤルが操作しやすい。
・焦点距離の切り替えが野鳥撮影に有利である。
・1mまで撮れるので、目の前にパッと飛び出してくれる野鳥さん大歓迎です。
当たり前ですが、不利な点としては、焦点距離が短いことに尽きます。
200m先の電柱を撮って比較します。
E200-600mm Gレンズ

FE100-400mm GMレンズ

ミサゴが羽を広げたら、電線の横棒の長さになるのでトリミングして比較します。
E200-600mm Gレンズ

FE100-400mm GMレンズ

つまり200m先のミサゴはこの横棒くらいには映るはずです。
こうしてみると、ブログ程度の画像であれば両者にそれほど差は見られません。
自分の好みですが、400mmをAPC-Sで600mmとした時に我慢できる最大距離を示します。
・カワセミやアカショウビンなどの大きさ:15m(好ましくは10m以内)
・チョウゲンボウなどの大きさ:25m(好ましくは20m以内)
・ハヤブサなどの大きさ:50m(好ましくは40m以内)
・オジロワシやオオワシなどの大きさ:80m(好ましくは50m以内)
この距離を超えた時、FE200-600mm Gレンズの方が有利となるでしょう。
したがって、山歩きをするならばFE100-400mm GMレンズ。
車で移動するならば、予備カメラのソニーα7RM4にFE200-600mm Gレンズをセットして、予備レンズとして24mm単焦点F1.4を持っていれば鳥逃しはないはずです。
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