山歩きは大好きですが、ノーリードで自由に歩きたいので、なるべく登山道を歩かないようにしています。このあたりまで来ると植林をしていないので、林業用の道もなくなります。よく見ると左上の方向には獣道があります。
尾根に沿って登ります。画像ではたいした斜面には見えません。
が、水平で撮影すると、このくらい急です。サムが滑りそうです。
このあたりは、もう誰も来ません。一番近い登山道でも、山一つ分だけ離れています。地図もコンパスも持たずに、このようにして山の中をさまよい歩くのが好きです。
林道の終点まで来ました。
ここから先は、植林していないので、手つかずの林となります。
沢の上流となり、丹沢山塊からのわき水が豊富です。
ここから水が湧き出しています。
ここも沢の源流です。
このような所からも、水が湧き出しています。
サム:う〜〜ん、うまい!
でも、帰り道はさんざん迷って、かなり歩いてしまいました。お疲れのサム君です。
オーちゃんも疲れたらしくて、道路で寝てしまいました(笑)。
ま! 25kmほど歩いたので無理ないか・・・
実は夏山だけではなく、冬の山はさらにいいです。
何がいいって、人がいないからです。
画像は宮ヶ瀬湖ですが、裏丹沢から撮影しました。
これは、上の画像の反対側(宮ヶ瀬湖の後ろの山)から逆向きに丹沢山塊を撮影したものです。
丹沢山塊は日本100名山の1つですが、だらだらとした山並みが続き、中心にある丹沢山は麓から眺めても「あれが丹沢山です」と明言できる人は少ないと思います。
上の画像の位置は、一番右奥の平らな山です。
裏丹沢は、焼山から犬越路方面に続く尾根道で、ここに日帰りで登る人はほとんどいません。
丹沢の登山者(山ガール)の多くは、表丹沢を登り、大抵は塔ノ岳までで、がんばっても丹沢山まででしょう。
裏丹沢まで来るためには、丹沢山か蛭ヶ岳の山小屋に宿泊する必要があります。
したがって、ここまで来る人は、ある意味で選ばれた人々であり、普通の登山者ではありません。
焼山からの尾根道は、北風が吹き抜けるので、気温が下がります。
ここは「秘密の場所」で、まず登山者はやってきません。
登山道を外れたところにあるブナ林で、私のお気に入りの場所です。
丹沢山塊の最高峰(といっても1700mもないけど)は、丹沢山ではなく蛭ヶ岳です。
ここは蛭ヶ岳のすぐ真下となる姫次で、東海自然歩道の標高が一番高い場所です。
足跡から、ここには少なくても最近1週間以上は人が来ていなかったようです。
人が来ないのは登山道が凍結しているからで、アイゼンを必要とします。
ハイキング程度の登山者はアイゼンなど持っていないし、本格的に冬山をやるような人は、丹沢など登りに来ません。
したがって誰もいない場所であり、好きこのんで来る人は限られています。
晴れていれば、ここから富士山がきれいに見えます。
このあたりはカラ松林で、神奈川の美林50選だそうです。
気温は分かりませんが、オーちゃんのヒゲが凍っています。
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