じぃじ・スナフキンの気まま日記

スナフキン大好き「じぃじ」が、自然とのふれあいや地域の情報を、気ままに綴ります。

白馬岳に、登ったよっ!

2017年08月24日 | 登山・トレッキング
8月20日、午後7時頃に自宅を出発。高速料金の、休日割引と深夜割引を活用するためです。
途中、仮眠や時間調整をして、21日12時10分に猿倉荘下の駐車場に到着です。

12時20分頃登山開始です。

林道に出ました。

鑓温泉方面への分岐です。

名前不明の花です。綺麗です・・・。

ヤマアジサイが、あちこちで咲いていました。

ハクサンボウフウの様です。

沢を横切る場所に来ました。

こんな感じで渡って行きます。

ハクサンオミナエシの様です。

オタカラコウです。

シモツケソウです。

林道終点です。幼稚園の遠足で、白馬尻まで行っての帰りだそうです。疲れたんでしょうねっ、地べたに座り込んでいました。
この後も、子供達のグループと数回すれ違いましたよ。みんな頑張っていました。

沢に懸かる橋です。こんな作りの橋が多くあります。

名前の知らない、不思議な花が咲いていました。ぶら下がって咲いているんです。

この花も不明です。前に調べた気がするのですが・・・。

アザミの花の仲間の様ですが、これも不明です。

ヤマハハコの様です。

エゾシオガマの様です。

ミソガワソウの様です。

13時35分、やっと白馬尻に到着です。

私の大好きな、キヌガサソウです。もう、過ぎた花ばかりです。

今日お世話になる、白馬尻小屋です。後ろ側が宿泊棟です。

白馬尻から見た「大雪渓」です。前回(7月26日)を思い出す、懐かしい光景です。
雪渓は、大分融けて後退しています。

夕方、高校生のグループがテントを張っていました。小屋前がテント場だったんですねっ。

時間潰しに散策していたら、小屋の裏側で花を見つけました。サラシナショウマの様です。

夕食です。頂きます!

今日は、1日中曇り空でしたが、夜には星空が見えましたので、明日の天気を期待して眠りに就きます。


22日の朝食です。5時から頂きました。
今にも降りだしそうな空模様です。

6時頃、小屋を出発です。お花達に励まされ、登山道を歩きます。

ケルン到着です。前回、写真だけは撮っておきたいと、ここまで何とか登って来ました。
ここからは、リベンジです。
雪渓へは、この少し上から入ります。

簡易アイゼンを装着して雪渓を登ります。小雨がパラついたので、カッパも着ています。
雪渓には、亀裂が入っていたり、山側や大きな岩の周りは、溶けて空洞になっていたりと、気が抜けません。

ようやく雪渓終点です。

振り返るとこんな感じです。

ハクサンフウロウの様です。

タカネナデシコが咲いていました。
雪渓よりもきつい登りが、延々と続く中、花達に励まされ、そして癒される・・・。だから登れるんだ・・・きっと・・・。

上部の雪渓は、こんな感じです。

ミヤマオダマキです。

ウサギギクが咲いていました。

10時頃、避難小屋に到着しました。
ヘルメットをかぶったオジサンは、郵便を配達するため、毎日登っているそうです。凄いっ!

クルマユリです。

ミヤマトリカブトです。

国有林野の看板の様です。

コバイケイソウが、ぽつんと咲いていました。
この辺から雨が降りだして来ました。
もう、カッパに着替える元気がありません。
ウィンドブレーカーのままで登ります。撥水性が有るからなんとかなるでしょう!?

ミヤマオトコヨモギの様です。少し変わった花ですね。

11時20分頃、村営頂上宿舎に到着です。
雨風が激しくなり、もう、ずぶ濡れ状態です。

稜線分岐です。強風で、横殴りの雨です。「天は我を見放したか」の状態です。

トウヤクリンドウです。もう、写真撮れません。(この後、雷鳥にも会ったのですが・・・)

11時50分頃、白馬山荘到着です。
受付を済ませ、ずぶ濡れのウェアを着替えて乾燥室へ持って行きます。早く着いて良かった!遅かったら、ハンガー無かったかも・・・。

昼食です。息切れで口呼吸したせいなのか、味覚が変です。コーヒーも飲みましたが、渋いとしか感じませんでした。

窓から外の天気を眺めますが・・・。もう、回復しそうにもありません。今日は、登頂を断念です。

夕食です。5時一番乗りです。


23日、5時から朝食です。

雨風は、一向におさまる気配がありません。でも、何とか頂上には行きたいっ!!
6時10分頃、ザックを置いて、最小限の装備で頂上を目指します。
途中、強風に煽られて体がふらつきながらも登ります。

6時30分頃、山頂到着です。
三角点と頂上の標柱にタッチして下山します。

山荘に立ち寄ってザックを背負い、6時45分頃本格的に下山開始です。

レンズが曇ったり濡れたりで、この後はもう、写真を撮れる状況ではありませんでした。

急な下りも後半になり、もう少しで雪渓と言う所で、沢に懸かっている三つの橋の一つが流されていました。
向こう岸で、二人連れが心配そうにこちらを見ています。
運良く、足場の石が見えたので、慎重に歩いて渡ります。真ん中の橋も流れの中で、今にも流されそうでした。


雪渓をなんとか通り抜け、9時50分頃、ケルン到着です。

気を抜きかけたこの後が大変でした。
登山道が川になっていました。
圧巻は、沢の水が滝になって橋を直撃していました。飛ばされそうな勢いの中、ずぶ濡れの滝行を体験しました。

10時頃、白馬尻小屋に到着です。ここで、11時45分頃から、猿倉の道路が通行止めになりそうだとの情報がありました。

急いで下山。
しかし、林道までは大変の連続でした。

登山道は川、橋の上も川の連続でした。

林道終点に到着した頃からは、雨が止んで来ました・・・。(意地悪な天気ですね!?)


11時20分頃、猿倉荘まで下山です。
今回は、波乱万丈、命賭けの下山を体験しました。
白馬岳とは相性が悪いのでしょうか・・・?

猿倉荘の屋外トイレに、アサギマダラがいましたよ。
なかなか良い写真を撮らせくれませんでした。
これからも、まだまだ長い旅が続くので、雨宿りと一服休みでしょうか?
自分の疲れも忘れて、応援してしまいました。

猿倉荘下の駐車場を出て直ぐ、通行止めのガードが設置されていましたが、突破!(ごめんなさい!)
もう少しで林道部分が終わると言う所で、前方に車が三台止まっていました。(良かった、仲間がいて!?)
こちらのゲートは、門扉の様になっていて、鍵が掛けられています。先頭の車の方が、開けて貰う様手配中との事でした。
20分くらい待って、解放です。(先頭車両の松本の方に感謝です)


波乱万丈だった登山の疲れと、3日間の汗を流しましょう!?
八方の湯に入りましたよっ。