<2021年10月21日に書いた以下の記事を復刻します。>
けさ、テレビを見ていたら「きょう、10月21日はなんの日?」なんてやっていた。答えは“あかりの日”で、アメリカの発明王トーマス・エジソンが世界で初めて実用的な白熱電球を開発した日だそうである(1879年)。それは結構だが、10月21日というと、私のような年寄りはすぐに「学徒出陣の日」と「国際反戦デー」を思い出す。 . . . 本文を読む
<2021年4月4日に書いた以下の記事を復刻します。>
昨夜、TBSテレビを見たら、泰緬(たいめん)鉄道の話を放送していた。これは第2次大戦中に日本軍がタイとミャンマー(旧ビルマ)の間に鉄道を敷設する話だが、多くの外国人捕虜が過酷な労働の末に亡くなった。このため戦後、捕虜虐待の罪でB・C級戦犯が裁かれるドキュメンタリーだった。しかし、1957年になって、これがイギリス・アメリカの合作映画『戦場に . . . 本文を読む
<以下の記事を復刻します。>
マスコミ出身の私がマスコミの“悪口”を言うのは少し気が引けるが、これも日本国民のためにと思えば、何らおかしくはないだろう。 実は高校生の頃に読んだら、とても面白かったので忘れられない話がある。いま手元に詳しい資料はないが、ほぼ覚えているので紹介したい。歴史の事実から、マスゴミ、いやマスコミの正体というものが分かるだろう。 時は181 . . . 本文を読む
<以下の文を復刻します>
ふと、往年のイタリアの大女優であるシルヴァーナ・マンガーノを思い出した。彼女が初出演した『にがい米』(1949年)は、戦後間もない日本の男性たちに強烈な印象を与え、“原爆女優”などと呼ばれた。当時は衝撃的な映像だったのだろう。
Arroz Amargo (1949) . . . 本文を読む
<以下の記事を復刻します。>
以前、沖縄の「普天間基地をテニアンに移せ!」という記事を書いたが、米国家安全保障会議(NSC)が同じことを検討していたという公文書が明らかになり、ますますその思いを強くした。以下に「琉球新報」の記事を引用するとともに、小生の拙記事も併せて掲載しておきたい。 普天間基地の移設先はテニアンが最適なのだ!http://ryukyushimpo.jp/news/entry- . . . 本文を読む
村田英雄が歌ったあまりにも有名な“演歌”だ。リリースされたのは1961年(昭和36年)で、西條八十が作詞、船村徹が作曲した。累計売り上げ枚数は、最終的に300万枚を超えたと言われる大ヒット曲だ。浪曲で鍛え上げられた村田英雄の声は、なんとも太くて渋みがある。この曲は大阪出身の有名な将棋棋士・坂田三吉をモデルにしており、関西では特に人気があって歌われていた。
王将 村田英雄 . . . 本文を読む
〈以下の記事を復刻します。〉
CSテレビで映画『私は貝になりたい』(2008年)を見たが、実に良かった。主演の中居正広、仲間由紀恵も素晴らしかった。この物語はあまりにも有名だが、何度見ても涙がこぼれてくる。昔、フランキー堺主演のテレビドラマが最初だったが、ドラマ史上で画期的なものだった。あれからテレビそのものが認知されたのではないか。
「生まれ変わるなら人間にはなりたくない。牛や馬にもなりた . . . 本文を読む
<2008年2月1日に書いた記事を復刻します>
1)先日(1月28日)、文化審議会の国語分科会が、「常用漢字」に新たに11の漢字(表外漢字)を加える案を承認した。私が驚いたのは、それらは府県名に出てくる「岡」「阪」「熊」「奈」「埼」「茨」「栃」「鹿」「梨」「阜」「媛」の11の漢字である。
私は不勉強だったので、これらの漢字はとっくの昔に常用漢字に含まれていると思っていた。なぜなら、小学生だっ . . . 本文を読む
アメリカの民謡。1870年代に作られたというが、最もポピュラーな歌の一つだろう。世界中に広まり歌詞も様々に付けられた。1979年(昭和54年)の映画『衝動殺人 息子よ』のテーマミュージックになったのが印象深かったので、取り上げさせてもらう。
https://www.youtube.com/watch?v=MA50ZV7vRNo . . . 本文を読む
〈2002年4月に書いた以下の記事を復刻します。〉
1) 私は時たま秩父へ行くのが好きだ。 もちろん全ての所に行っているわけではないが、ひなびた風情がとても良い。 都会の生活に疲れたり飽き飽きしてくると秩父に行く。 山あいや田舎の景色が心をなごませてくれるし、季節の移り変わりが新鮮に感じる。40年以上も前になるが、大学1年だった私は、極左過激派の闘争や思想についていけずに挫折し、転向を余儀なくさ . . . 本文を読む
<以下の文を一部修正して復刻します>
古い映画(DVD)を片っぱしから見ているが、先日、三船敏郎主演の『日本海大海戦』を見ているうちに、21世紀の現代はつくづく“ロマン”が少ないと痛感した。 この映画は日露戦争の日本海海戦をテーマにしたものだが、東郷平八郎司令長官率いる日本の連合艦隊が、ロシアのバルチック艦隊を撃破するものだ。私は別に戦争が好きではないが、日本人なら誰もが . . . 本文を読む
1970年公開の映画だが、イタリア、フランス、ソ連、アメリカの合作というのは極めて異例だ。 ストーリーは簡単に言えば、新婚の夫が第2次大戦で戦場に行って行方不明になり、彼を探しに妻が異国の地まで訪ねるが、そこで夫は別の若い女性と結婚していたため、涙に暮れて帰るという悲恋物語だ。主人公にはイタリアの大女優ソフィア・ローレンが扮し、その夫はこれも有名なマルチェロ・マストロヤンニが演じている。哀愁に満ち . . . 本文を読む
☆ 以下の記事(2011年9月17日付)を復刻します。
<記者クラブは特権組織ではない>
福島原発の周辺地域を「死の町」と呼んで鉢呂経産大臣がクビになったが、これはマスコミの“言葉狩り”が功を奏したのである。ここで、「死の町」発言が失言かどうかはもう論じない。再三論じてきたからだ。この発言は“客観的事実”をはっきり述べたものだと高く評価しておこう . . . 本文を読む
「夏の日の恋」は1959年のアメリカ映画『避暑地の出来事』のテーマミュージックである。映画自体は大したことはなかったが、音楽の方は歴史的な大ヒットをしたので今でも忘れられない。
http://www.youtube.com/watch?v=bz4DOlnh64Y . . . 本文を読む
<以下の狂句を復刻します>
春風よ ゆるゆる吹いて おくれかな 飲めや酔え 狂わんばかりの 桜花 孫たちに また会おうねと 春休み 四月バカ 気をつけていて 引っかかる さようなら 来年またねと ストーブかな 飲んで寝て また起きて飲む 春の夜 ドタキャンで 飲む酒わびし 春の宵 葉桜を 観て来年も よろしくね . . . 本文を読む