矢嶋武弘・Takehiroの部屋

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『私は貝になりたい』

2024年12月28日 04時58分46秒 | 映画・芸能・音楽

〈以下の記事を復刻します。〉

CSテレビで映画『私は貝になりたい』(2008年)を見たが、実に良かった。主演の中居正広、仲間由紀恵も素晴らしかった。この物語はあまりにも有名だが、何度見ても涙がこぼれてくる。昔、フランキー堺主演のテレビドラマが最初だったが、ドラマ史上で画期的なものだった。あれからテレビそのものが認知されたのではないか。 

「生まれ変わるなら人間にはなりたくない。牛や馬にもなりたくない、人間にいじめられるから。私は貝になりたい。貝なら、海の深い底の岩にヘバリついて何の心配もないから。兵隊にとられることもない。戦争もない・・・」 戦争の悲惨さをこれほど切実に表わした言葉はない。(2013年1月某日)


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1 コメント

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Unknown (ニガウリ)
2021-12-18 23:08:41
原作は元陸軍中尉。映画と原作は全く無関係。加藤鉄太郎は捕虜収容所所長。死刑判決を禁固刑に減刑され釈放。BC級戦犯裁判で二等兵では死刑はない。彼の言いたかった事は、自分にも責任がある、命令する者だけでは戦争はできない、実行した者の責任はある、実行した者が責任を取った上で、自分に命令した上官あるいは天皇に責任を取らせるべきだという事。映画は、善良な市民が戦争に巻き込まれ死刑になって戦犯裁判はひどいという話、一般国民も戦争に巻き込まれて被害者という話、加害責任や加害意識は問わず、戦争指導者にとって都合の良い内容。
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