季節のうつりかわり

住いのある北海道道央地区周辺の風景や庭の花、野の花、空などをご紹介いたします

羽黒山へドライブ  7日

2010-10-18 15:31:40 | 
7日はよく晴れて風も穏やか、気温も25℃を越えていたようです。
朝、母が弟夫婦と近所をドライブしていたら
「天気が良いので羽黒山に行きたい」といったので
途中姉の家によってくれた。
弟の車と姪の車に分乗して一路羽黒街道へ。

羽黒山は出羽三山(月山、湯殿山、羽黒山)の一つで
山岳修験道の山です。
羽黒山には子供のころから何度も登った懐かしい山です。
子供たちがまだ小学生のころ山頂まで登ったのは今から27年も前、
それ以来です。
もちろんこの日は山頂までドライブしました。

羽黒街道にある大鳥居



駐車場から三神合祭殿までは少しの石段を昇りますが
母の両手を二人でつないでゆっくり歩きました。
母の手をつないで歩くのは初めてです。
昔と比べて二周りも小さくなった母は、腰も曲がらず
久しぶりの羽黒山の景色に大喜び
我々もこうしてみんなで歩いたのは子供時代以来です。


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最後の写真の鏡池はコウホネが群生していました。
夏には黄色い花が咲き乱れていたことでしょう。
この池から昔「古鏡」がたくさん出土しました。
それを記念して、鶴岡市の老舗菓子店の木村屋が
菓子を作りました。その名も「古鏡」、粒あんを求肥で固めた重量感のある和菓子です。
この菓子と洋風のマロンが大好きです。

古鏡


マロン



昔、祖母が私の髪を「羽黒山の廂」とよくからかっていました。
髪がとても多かった私を、父親がおかっぱに切ってくれました。
その切り口が三神合祭殿の廂に似ているのだそうです。
もちろん黒髪、頭のてっぺんに手を当てるとフカフカしていました。
ほんとにこんなふうだったなあと、つくづく眺めている私。
今はその面影は・・・・


子供のころ、12月も押し詰まる頃、
羽黒山の山伏たちが町へ降りてきて、一軒一軒法螺貝をふきながら寄進を受けていました。
「羽黒山、松の勧進 ブコ~ン」が来た~と子供たちはそう言って遊んでいました。

羽黒山山伏の像



                     山頂駐車場へ戻りながら・・・

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コメント (7)    この記事についてブログを書く
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7 コメント

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Unknown (kazuyoo60)
2010-10-18 17:04:34
立派な鳥居ですね~。月山神社ですか。名前は有名ですから知っています。朱塗りが綺麗な上に緻密な彫刻ですね。山頂まで行ける道が有って良かったです。
お母様は腰もしゃんと、それは何よりです。
>粒あんを求肥で固めた
とても美味しそうです。餡のお菓子は大好き、ギュウヒも大好きです。
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こんばんは (mico)
2010-10-18 18:15:04
身内がお揃いで楽しいドライブ、何よりでしたね。
お母様お元気で何よりです。
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kazuyoo60さんへ (ohisama)
2010-10-18 20:53:37
ここは羽黒山です。
出羽三山は月山、湯殿山、羽黒山の総称で
それぞれ月山神社、湯殿山神社、出羽神社があり、三神を合祭した神殿という意味で三神合祭殿と呼ばれるそうです。
三山の開祖は蜂子皇子といわれています。
羽黒山と検索すると詳しくわかると思います。




返信する
kazuyoo60さんへ (ohisama)
2010-10-18 21:00:53
追伸
「古鏡」は直径7センチ(昔はもっと大きかった)重さ69グラム、十分食べ応えのある銘菓ですよ(笑)
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micoさんへ (ohisama)
2010-10-18 21:02:32
なかなかみんなが揃うってことないですね。
天気がよくてとても楽しかったですよ。
返信する
ふーん (天空)
2010-10-18 22:34:47
なんか、いい記事ですね。世代あり、歴史あり、思い出あり。こういうのも、ある時間の堆積が要りますね。
最近よく、時間ということを考えます。
出羽三山かあ。音がいいですよね。
まとまりのない文章でごめんなさい。でも、いいなあ。
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天空さんへ (ohisama)
2010-10-19 22:35:32
よかったですか、それはよかったです。
皆子供だったころは両親と一緒に行動してたけど、それもせいぜい中学生まででしたね。
大人になってからは初めてのことです。
不思議な感じでしたよ。
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