20年ふた昔シリーズ(古いスナップ写真より)も、多分これが最後になります。
1989年11月、東西ベルリンを分断していたベルリンの壁が崩壊、1990年10月には、東西ドイツが統一されました。
私がベルリンを訪れたのは、壁崩壊から2年後、ドイツ統一からは3年が経ってからということになります。
東西を分けていた壁はかなりの部分が撤去されて、東西の交流は自由になっていました。
しかし、東側の街並みには、まだまだ古い建物が多く残されており、また、かなりクラシックな自動車も健在でした。
↑ 壁の撤去跡に立っています。右が旧東ベルリン、左が旧西ベルリンです。東ベルリン側には無機質な背の低い建物が見えます。
↑ 壁崩壊後、一部が撤去されずに残されました。その壁に芸術家が壁画を描き上げました。壁を乗り越えようとして犠牲になった人たちを鎮魂するもののようです。
↑ 壁の破片は土産物として売られていました。いたずら書きされた壁面の破片なので、とってもカラフルで値段も手頃でした。破片ひとつかみで、1マルク(当時90円ぐらい)でした。
やまかづも購入しましたが、あちこちに配ってしまって、現在、手元には残っていません。後日わかったことですが、この破片には大量のアスベストが含まれていたらしいです。
この破片をまだ手元に持っている人がいれば取扱注意です、すみません。
↑ 旧東ドイツ市内のメインストリートです。後ろに見えるのは、東ドイツ製のトラバントっていう大衆車で、まだ現役で走ってました。しかし、西側から走ってくる車は、BMWやフォルクスワーゲンのピカピカの車で、経済格差を感じました。
20年ふた昔シリーズ(古いスナップ写真より)のバックナンバーは、こちらです
北朝鮮(その1)
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北朝鮮(その2)
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