こないだ、久しぶりに錦川清流線に乗った。
清流線は、岩国駅から錦町駅までを結ぶ第3セクター運営の鉄道。もともとは岩日線(がんにちせん)だったものが、JRが路線を整理する中で、3セク運営となったようです。
通常の利用客は徐々に減少しているようですが、観光客の取り込み等で努力されています。
そんな清流線の車両は3年くらい前にリニューアルされ、トイレ付のきれいな車両となっている。
そんな清流線(岩日線)。当初は岩国と島根県の日原を結ぶ路線として計画され、頭文字をとって岩日線としたらしい。
志半ばで方針転換され、鉄道として走りだしたのは岩国と錦町の間のみ。そこから先は、線路の敷地は整備されたものの、鉄道のレールが引かれることはなかった。
トンネル、高架などは完成していて、本当にあとレールを引くだけで開通の状況だったのが分かる。錦町駅から錦パレスホテルまでは、「とことこトレイン」というトロッコ列車が運行していて、光る石で彩られたトンネル、春は桜並木、秋は紅葉などで多くの観光客を楽しませています。
下の画像は、錦町から六日市に抜けるトンネル付近。ロードレース大会を開いたら絶好のコースになりそうだけど、トンネル内はコウモリの糞などで大変らしい。
そんな清流線、沿線の景観をもっと楽しめるよう、路線沿いの木の伐採などを行ったらしです。途中には滝が出現したりで、その愛称を募集中とか。
で、キレイになった沿線のお披露目として、3月20日にお披露目列車(?)を運行。その賑やかしとして、上沼田神楽がお呼ばれしております。
走る車両の中で、どのように神楽を魅せることができるか???しっかりと検討中です!!
古い新聞記事に、清流線のスタート時に神楽を舞ったというのが残っています。時代を超えて、また清流線のお役に立てる。素晴らしいことですね。
(参考)錦川鉄道ホームページ
http://nishikigawa.com/