明治維新を経て諭吉の英語塾は繁盛を極め
最終的には慶応義塾大学という立派な大学となる。
これほどの立身出世を果たした諭吉ですが、
面白い逸話があります。
諭吉は息子がいたのですが、大学は東京大学に進んだそうです。
ところは半年もしない間に体を壊して帰ってきます。
結局、諭吉の作った大学で教育を続けたそうです。
きっと諭吉の大学は自由闊達、思いっきり学業を
楽しむ気風があったのでしょう。
これはさもありなん、
南方熊楠(桐蔭出身)も東大にはいったあと、
あまりにつまらんといって直ぐにやめてしまいます。
熊楠をわくわくさせるような授業ではなかったのでしょう。
そのあと、熊楠はアメリカ~イギリスと留学します。
伝記を読むことで、歴史的背景や当時の時代性も
勉強できるし、人としての生き方も勉強できるので、
おざなりな伝記の本でなく、こだわりのある本を
選んでお子様と一緒になって読んでください。
きっと親子で発見できるものがありますよ。
また親子の会話もできますしね。
童蒙おしえ草、ひびのおしえ―現代語訳 | |
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慶應義塾大学出版会 |