中学1、2年生と中3生はこの夏講で何をするかで
2学期以降の勉強が全くわかってきます。
ぜひ、この夏を利用して、しっかりと学習の基盤をつくろう。
中学1年生は、
まだまだ1学期が終わったばっかりなので、
定期テストの平均点も高いし、
問題ないなと思っている人が多いでしょう。
ただ、2学期、3学期とどんどん平均点が
下がってきます。
その下がっていく平均点と
同じようなカーブを描くようでは
心もとないですね。
定期テストの点は良くても、学力テストで偏差値が
60以上とれていない人は、要注意です。
とくに国語の偏差値が50前後だと、
これからが大変になってきます。
ほとんど国語の偏差値はあがりません。
むしろ下がってくるのが普通です。
1年生といえども、夏以降になると
学力テストの難易度が高くなり、
徐々に得点が下がってくるのです。
国語力の足りないと思っている人は、
国語力を上げるための学習を
夏にするといいです。
夏は時間もあるので、読書をしたり
あえて、課題図書を2、3冊読んだりして、
読書量を増やすといいですね。
YANO塾では、6月と11月に教室で漢検を実施しているのですが、
夏ぐらいからこつこつと漢字検定のテキストをやりながら
漢字力アップを図るといいです。
もちろん、夏休みの宿題で、漢字練習が課題になることも
あるので、そちらをしながらさらに難しい漢字や反対語・同意語等も
覚えていくと役に立つと思います。
中1、2年生は関数や比例や方程式の文章題を特訓するといいです。
関数や比例は高校入試問題において必須です。
毎年100%高校受験に出題される最重要単元です。
ですから、この単元は徹底的に取り組んで、
得意単元になるよう勉強しましょう。
実は私は関数の問題が大好きで、
いつも生徒には、この関数のグラフの書き方は
フランスの哲学者デカルトが発見したんだよ。
それも彼が入院しているときに、
病院で発明した画期的グラフなんだよと教えます。
そんなことをいいながら、YANO塾の授業では、
関数の面白さを伝えています。
数学の得意な人は、単元をさらに深めるために、
あえて、入試問題にチャレンジしてもらいます。
中1や中2の段階で難しいものにチャレンジしておくことが、
3年になってからの伸びにつながります。
3年生の数学は、ある程度できる人は、
関数や図形の証明問題の難問にチャレンジしてもいいです。
年内であれば、難しい問題を
何時間かけて考えてもかまいません。
というか、むしろそれくらい時間をかけて、
応用力をじっくりと養いましょう。
YANO塾では、生徒に説明をしてくださいと言われても、
一気に解答をおしえたりしないで、ヒントを少し上げて
じっくりと考えてもらいます。
解けない時間が多ければ多いほど、記憶に残り、
本当の応用力がつきます。
YANO塾の一回の授業時間が3時間にきめているのには、
じっくりと解けるまでの考える時間を大切にしたいからなのです。
数学は、やはりいかにうまいヒントを上げて
生徒に考えさせるかが勝負です。
そこに先生の教える力量が現れます。
数学者ユークリッドは
かつて王様プトレマイオスに
「数学に王道なし」といいました。
この意味わかりますか? わかりますよね。
数学はひとつひとつ丁寧に考えながら、
正解にいたる道をひたすら歩むのです。
王様でさえ、特別な道はありません。
数学ができるって、なかなかかっこいいですね。
YANO塾は夏の講習が始まっても、
平常授業も続きます。
いわば平常授業と講習の二階建てバスです。
特に受験生は、この夏に平常授業と講習合わせて
100時間をこえるほど勉強をします。
夏に深く、しっかりと考える習慣を身につけて
グンと学力を伸ばしましょう!!