YANO塾では毎年夏の講習を実施しています。
夏休みは休みの中でもっとも長い休みですし、
この長い休みを利用して、いろんなイベントに参加したり
旅行や帰省で田舎に帰ってのんびり過ごすことも大切です。
しかし、この夏に自分の弱点を意識して、徹底的に
その弱点科目に力を注げば、
2学期以降の伸びがおおいに違ってきます。
どのような学習が今後の学習の伸びに好い影響を及ぼすのか
お話しします。
<<まずは、小学生の中学受験を目標にしている人にアドバイス>>
私学受験・公立中高一貫校受験にかかわらず、
算数力においては、応用問題が完璧に解けるように
復習中心に繰り返すことをお勧めします。
入試問題というのは、大問の下に小問が4、5問あります。
この小問は導入問題になっている場合が多く、
順番に小問の一番目から解くことで、次の問題が
解いていけるようになっています。
後半の4、5番目の問題を解ききるまでに、
だいたい10分から15分で解ききらないと間に合いません。
しかし、解き方から考えていると、どうしても
2、30分かかってしまいます。
そういう問題はストックしておいて、再度解くことを
お勧めします。
一定時間でできなかった問題は、
解き切るまでの時間が10分〜15分程度になるまで
何度も解くことで力がついてきます。
単元はしっかり絞り込みましょう。
問題を羅列的に解いてもあまり力がつきません。
自分の弱い単元から先に解くことをお勧めします。
<国語の読解力をつけたい人に>
まずは語彙力を増強しましょう。
語彙力というのは、漢字だけの練習だけでなく、
ことわざや、いわゆる和語の表現を増やすと
断然読みの深さが違ってきます。
語彙力は漢字ドリルを使って覚えるよりは、
たくさんの読書から修得することをお勧めします。
読解問題といっても、小説(物語)が得意な人、
説明文が得意な人がいます。
逆に物語の登場人物の気持ちがわからないという人も
いますし、説明文がわからない人もいます。
どちらも苦手な人というのは、まずは説明文のほうから
取り組むことをお勧めします。
説明文で取り上げられている内容が理解できない場合、
往々にしてその取り上げられている内容を理解していない、
そういった原因で問題の意図が分からないと言うことがあります。
例えば、地球上におこった氷河期の問題を取り上げているなら、
それについて、ウェブで調べることも、理解のきっかけとしては
効果が高いです。
まずは、取り上げられている内容について興味を持つことが、
正しい読解のスタートになります。
小説の登場人物の気持ちがわからない人は、
人物の関係を図式的に示すことで、わかりやすくなります。
いちど図示して、頭の中をすっきりさせると問題を解く上で
非常に役に立ちますので、やってみてください。
夏休みの、具体的な指導はご相談受け付けていますので、
ご連絡ください。