![]() | 「甘え」と日本人 (角川oneテーマ21)土居 健郎,齋藤 孝角川書店(角川グループパブリッシング)このアイテムの詳細を見る |
今の時代、パラダイムシフトというか、日本中に殺伐とした虚無感というかやるせなさといった風が吹き荒れているような気がします。
そうなってしまったのはいつごろか、またなぜそうなってしまったのか。
私も人の親として、あるいは塾で勉強を教えているわけですが、一介の塾教師として子供たちと毎日接している中で、いろいろ思い悩むこともあります。
また、最近では親御さんが以前と比べて変わってきたような気がします。
時代が変わってきたといえばそれまでですが、その時代がどうもよくないように変わって気がするのは私だけでしょうか。
その現象に対してどう理解し、対処すればよいかヒントを教えてくれるのがこの本です。
第3章には 「甘え」を奪われて子供たちはおかしくなった
幼いころは存分に甘えさせよ
家庭こそ最大の甘えの場
第4章では 斉藤氏得意の身体論を展開しています。
第5章では 甘えと人間関係
などは特に面白い章です。