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近附・智辯・信愛の説明会に行ってきました その2 智辯編

2016年09月13日 | 受験関連

今回の智辯の説明会から、

説明会のスタイルが変わりました。

最初の半時間は映像を流していました。

他の学校でも、最初映像を流すのが流行っています。

遅刻をする人がいるので、そういう配慮もあるかと思います。


映像の説明は、一般的な学校の説明と、生徒さんや、

先生やOBのインタビューが多いです。

ただ、映像というのはなかなか心に残らないものです。

このブログを書こうと思って、写真にとったファイルを見て

こんなもの撮ってたんだと思い出しました。

ただその時に流れていたメッセージがどうにも

思い浮かびません。

テレビでもそうですが、

映像というのは余程のインパクトのある

情報でないと、記憶に残りません。

そこが映像の弱点です。

サテライトの映像授業でもそうですが、

こちらからよほど情報を取りたい内容でないと

入ってこないのと同じです。

30分の映像を見せられた後、

校長の話です。

まず、奈良智辯の全国制覇の話が出てきました。

また、来年は高野連の100周年の記念の年になるので、

智弁和歌山も優勝を狙っているなどとお話していました。

毎年話の流れは大体同じパタンでです。

いわゆる教育畑の普通の先生というのは

同じパタンで進めても本人は飽きないのですね。

奈良智辯の陸上部が文武両道に秀でているので、

和歌山でも一般生の中から陸上部として優れた

才能のある人をとりたいと言っていました。

中学で成績を残して更に、

智辯でやっていこうという人には

朗報ですね。

進学率はやはり医学部に関しては

関西でもトップランクで授業料も安いし、

お得感があることは確かです。

学校側もそれを強調しています。

 

特に小学校は低い学力レベル層の子供たちが

問題をおこすこともあるので、

要注意です。

 

智辯に入ったら、かならず

医学部に行けるというのではなく、

同じ学年の中で上位50番位にいないと

医学部は難しいということです。

 

なかなか、医学部志望と行っても全員が

現役で合格しているわけではありません。

学年で60番より下だと、難しいかもしれません。

 

私の塾の仲間の師弟で、智辯から

京大の法学部に入るのに4年もかかったという

人がいます。4年はさすがに長いです。

それでも弁護士になってしまえば、

むしろその時の挫折感や苦労は

弱者を守るというその仕事の性格上からも

悪いことではないと思います。

 

 

智辯の授業のことですが、1コマが

60分になるそうです。

いままで昼食時間がたった20分しかなかったので、

30分に増やすそうです。

また、その分放課後の補修を増やし、

一人ひとりの生徒に対応するそうです。

これはいい取り組みだと思います。

 

最後に現在の中2から、

センター試験がなくなるわけですが、

単になくなるだけでなく、

英語教育がさらにグローバル展開の中で、

使える英語を修得するための方向性が問われています。

そのことについて、質問した塾さんがいましたが、

智辯としては来年の文科省の発表を待たないと

なんとも言えないと応えてしました。

 

現状の英語教師の力量の問題もあるでしょう。

今後単に英語が喋れる外人を雇うだけでなく、

真に自分の力で英語を獲得したレベルの高い

英語の教師の育成、雇用を考えたほうがいいでしょう。

 

 

 

 

 

 

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