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YANO塾の塾長がお送りする教育関連ブログ

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漢字検定、今年もやりますよ

2024年09月05日 | 国語力アップ

あらゆる学科のベースが国語力というのは

間違いないです。ただ、その国語力を身につける

のはとてもむずかしいことです。

 

塾生、特に小学生の塾生たちと接していて、

言葉を知らないというのは日々痛感することです。

たとえ、偏差値が70近くとれる子どもたちであっても、

知らない言葉は多いです。

 

日常的な会話において、友達同士でも親子でも

目新しい言葉を使うことはほとんどありません。

ラインやXでもおなじことです。ネットのやり取りは

省略語や句読点無視の表現が当たり前です。

 

そういう中で、まともな日本語に触れる機会は

学校の教科書やテキストの問題文や

テストの長文問題くらいだと思います。

 

もちろん例外的に読書好きの塾生は

小学生の頃から連綿と読書に親しみながら

言葉というさざ波にさらされています。

 

言葉のすばらしいところは、具体的なものを

表すことができると同時に、

抽象的内容を表現できることです。

そして、抽象概念をしっかり掴み取るには

言葉の知識(特に熟語)が欠かせません。

 

ですから、

私の塾では生徒が問題文を解いていて、

知らない言葉が出てくれば、

辞書を使ってその意味や例文を

ノートに書いてもらいます。

 

そのうちそれが当たりまえになって、知らない言葉は

こちらで言わなくても、自分で率先して調べるように

なります。知らない言葉を辞書にあたり、言葉を

一つ一つ手に入れていくわけです。

 

言葉の習得に近道はありません。落ち穂拾いのように

一つ一つ拾っていくしかないのです。

 

そこで、漢検です。漢字に関する興味を引き出すのは

日々の授業だけでなく、このようにイベント的に

区切りを切ってテストにチャレンジすることで

自分の弱点も見えるし、新たな言葉との出会いも

生まれます。

 

申し込み表を提出した

塾生には「コツコツやって、合格目指そうな!」

と声をかけています。

塾生の中には自分の学年以上の級にチャレンジする生徒も

出てきます。そういう生徒の殆どが高校生になったあと、

模試の国語において、素晴らしい成績をとるのを見ていると

本当に習得したものは裏切らないなと実感しています。

 

※写真は塾生の皆さんにお配りしている漢検発行の小冊子です。


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