折角の夏休み、読書に精を出したいですね。夏休みとなると、
読書感想の課題が出ます。しかし、それをただめんどくさいと思って
、おざなりに済ましてしまうのは実にもったいないことです。
受験の英文や、センターの国語の文章の約50%は
抽象的な内容の文章題が出ます。哲学、心理学、論理学、
文化論、脳科学、言語学、比較文化論、経済、芸術、風土。
ありとあらゆる日常レベルを超えた思惟的な文章のオンパレード。
こういった文章に慣れ親しんでおくことで、免疫がつきます。
今日はご紹介する本はあの河合隼雄さんと中沢新一さんです。
彼らの思惟の深さは折り紙つき。日本独特の「あいまい」と
科学とがどう相反するのかしないのか。そういったことを
対談という形で読みやすく書かれています。
レベルの高い中学生、または高校生にお勧めです。
ぜひ、図書館で手にとって見てください。
学校の図書館にはかならずあるはずです。
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「あいまい」の知 |
クリエーター情報なし | |
岩波書店 |