いまやあらゆる世代において、スマホがなくては夜も日も明けない時代になりました。
また先日のニュースでソフトバンクの孫正義さんが、ARM を買収したことを見ると、
世の中のありとあらゆるものが、ネットに繋がる時代になっていくということです。
彼は3.3兆円を彼のインターネットビジネスより有利にするために使ったのです。
ポケモンGO現象もそのスマホと人とがつながるホットな時代現象です。
大人でさえはまるバーチャルなボケモンGOを地方自治体もその利用の仕方を
研究し始めました。ポケモンGOを上手に使えば、観光客の集客に寄与することは
大いに期待できます。
ガラケーしか持たない私は完全に蚊帳の外。
大学に通う娘がさっそくこのソフトを入れて、
街なかに繰り出しているのを見るにつけ、位置情報を含めたリアルな映像と、
ヴァーチャルを結びつけたARという技術は今後も地域経済の起爆剤となるでしょう。
アメリカで今まで全くのひきこもり
の子供たちが初めてこのソフトで外出をして、友達まで作ってきたニュースを
見るにつけ、どうもポケモンソフトを単なるゲーム扱いをしていると、
時代を見誤るかもしれません。
一体このソフトは世界の人をどこに連れて行こうとしているのでしょうか。
人は常にどこかに帰属していなければ生きていけない生き物で、
その行き着く先がバーチャルなインターネットという仮想世界であるとするならば、
人の生き方は不安定極まりないものになってしまいます。
鏡に写る自分を人は自分そのものと思わないように、だれしも
虚と実のバランスを測りながら生きています。
実を支える虚であれば、それは鏡のように
役に立つものとなりますが、それが逆転して
実人生を失う事のないようにバランスをとりながら
両方の世界を楽しむことが望まれています。